さまざまなスマホ決済サービスが普及していますが、その決め手となるのはポイント還元率ではないでしょうか。
スマホ決済を導入したいがどのサービスを選ぶべきか迷っているオーナーは、ポイント還元率の高いサービスを選ぶのもおすすめです。
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スマホ決済でポイントは貯まる?
いま、スマホ決済においてポイント還元合戦が白熱しているとも言われています。スマホ決済が現在とても認知されていますが、その認知度にも還元率が貢献している可能性があります。
ユーザーは種類が多くてどのサービスを選ぶべきかピンと来ないとき、お得な特典によって比較・検討しているかもしれません。
QRコードやバーコードを使ってスマホ決済をすることまではどこも同じです。しかし、似ているようで違う点も多く、ダウンロードし利用してみたものの、自分のライフスタイルや利用シーンに合っていないと感じることもあります。
スマホ決済を導入するにあたりLINE PayやPayPayなど多様なサービスがありますが、それぞれを比較してみるとポイントの種類や還元率などに違いがあります。
ポイントの還元率とは?
ポイント還元率とはコード読み取り式のスマホ決済で決済したときに、決済額の何%がポイントとして還元されたかを示す率のことです。
還元率が1%ならば、1,000円の買い物で10円分相当のポイントがつくことになります。
LINE Pay の還元率
前月利用額
0~9,999円: 0.5%前月利用額
1万~4万9,999円: 0.8%
LINE Payはスライド式でポイント還元率が変わるのに対して、PayPayは一律0.5%ですが、Yahoo!カードを登録している場合は還元率は1%になります。
さらにPayPayの20%キャッシュバックキャンペーンや、楽天ペイの楽天スーパーポイントなどは、会員の購買意欲を刺激することができるため、お店の特色をそれぞれ出すことができます。
スマホ決済のポイント還元率は高い?
ユーザーがQRコード決済を利用するとき、あらかじめ専用アプリにクレジットカードや銀行口座の情報を登録します。
そのとき、ポイントプログラムのあるクレジットカードを登録することで利用額に応じたポイントを貯めることができます。
QRコード決済には一定の割合でポイントが還元されるサービスがあります。そのため明らかに現金払いよりもお得な買い物をすることができます。
還元率0.5%というケースが多いようですが、例えばLINE Payは、前月利用額10万円で2%の還元率です。
また、誰でも簡単にVISAカードを作ることができるウォレットアプリKyash(キャッシュ)があります。KyashはVISAカードに属しスマホからもすぐに作ることができます。たとえば、Kyashの通常利用でPayPayの還元率は2%にすることができます。
Yahoo!JAPANカードは1%、Kyashは2%、PayPayは0.5%であるため、3.5% まで高い還元率を期待できます。
スマホ決済を利用すればお得なキャンペーンがたくさん!
スマホ決済が急速に浸透した理由には、大々的に打ち出されたキャンペーンの存在を抜きにして語ることができません。
利用者向けのキャンペーン
2018年12月に行われたPayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」は、「利用金額の20%を大幅還元」という相当大きな効果を生みました。
他LINE Payも3.5~5%還元のキャンペーンなど行い戦う姿勢を見せています。
キャンペーンは、実際には期間限定ですが、普段ショッピングをしているだけで自然とポイントが貯められる自体にもとても魅力があります。
スマホ決済サービスの還元率の基本は0.5%あたりですが、今後も大々的キャンペーンが行われる可能性も充分あるため期待することができそうです。
加盟店向けのキャンペーン
スマホ決済のサービス業者は、さらに加盟店に対してもいろいろなサービスを提供してくれています。
たとえばPayPayとLINE Payは期間限定ですが手数料が無料です。
PayPayは、振り込み手数料が期間限定ですが無料、LINE Payも無料で提供しています。
楽天ペイでは楽天銀行の口座に限り、振込手数料が無料です。
キャッシュバック・プレゼントは加盟店舗のメリットにも!
かつてPayPayは後発のスマホ決済事業者でした。しかし、2018年12月に行った20%キャッシュバックキャンペーンが大々的に宣伝効果も生み、一躍メジャーなサービスとして躍り出ることになります。
さらに家電量販店のビックカメラがPayPayを導入し、高額家電商品も20%のキャッシュバック対象とすることができたため、レジにはユーザーの長蛇の列ができるほどでした。
その後100億円キャッシュバックキャンペーンの第二弾がスタートしたものの、そこではキャッシュバックに限度額が設けられてしまったため、それ程話題にはなりませんでした。
このようにスマホ決済において、キャッシュバックキャンペーンの持つ意味も相当大きいと考えることができます。
スマホ決済をお店に導入する方法は?
QRコード決済を自分のお店でも導入したいと思うものの、導入の手順がわからないという人たちはまだいることでしょう。
まず、スマホ決済のため用意しなければならないのは、ユーザーが快適にスマホで通信できる環境です。アプリにQRコードを表示できなかったり、コードを読み取ることができないトラブルが起きてしまえば二度とこの店では買い物をしないということが起きてしまいます。
そしてユーザーがスムーズにやりとりすることができるよう、決済用にモバイル端末を用意するのがよいでしょう。古いOSでは使えなかったということも起きてしまうため、まず導入するサービスを決定し端末の選択をするとよいです。
たとえば、LINE Payを導入するため、加盟店申請をします。スマホやタブレットに、「LINE Pay店舗用アプリ」をインストールします。(LINE PayのWEBページから申請可能)
各種営業許可証や登記簿謄本などの提出は申請ページへのアップロードまたはEメールから行ってください。
加盟店おすすめのスマホ決済サービス
いかがでしょうか。いろいろなスマホ決済サービスがあるためみなさんのお店にとってメリットの大きな業者を決定しましょう。
PayPay(ペイペイ)
スマホ決済サービスとしていま一番注目されているのは、やはりPayPay(ペイペイ)と言ってよいかもしれません。
20%キャッシュバックキャンペーンは大反響で幕を閉じました。PayPayの注目度を利用して、レジや店頭にPayPayのロゴを貼るだけでも売上げアップを相当期待することができるでしょう。
LINE Pay(ラインペイ)
LINE Payも注目度抜群のスマホ決済サービスです。大々的にキャンペーンを打ち出しており、20%キャッシュバックキャンペーンも行っています。
売上げアップのためにキャッシュバックキャンペーンに便乗するのも方法です。
楽天Pay(楽天)ペイ
楽天銀行で口座を開いている場合は、振込手数料が無料の「楽天ペイ」にコストを安くできるメリットがあります。楽天銀行以外の場合は振込手数料がかかってしまうため決め手はこのあたりにありそうです。
さらにSuicaなどの電子マネー決済、Apple PayやGoogle Payといったいろいろな決済方法に対応しているためかなり使えます。
Square(スクエア)
Squareは端末のデザインが小さくてオシャレであるのも評価のポイントではないでしょうか。
アパレルや雑貨店、おしゃれなカフェの運営などのときには、ユーザーもそのようなところを厳しく見ていることがあります。
自社アプリのPOSレジのSquareレジも、かなり売上げアップに有効的に活かすことができるでしょう。
Coiney(コイニー)
Coiney(コイニー)は、細かい丁寧なサービスが評判です。
日本ではなじみのリボ払いや分割払いに対応、地方銀行とパートナーシップを結んだりといったサービス展開はやはり国産のサービスゆえのキメの細かさといえます。
Coineyを導入した事業者自身が決済用のWEBページを簡単に用意することができます。
ポイント還元率の高いスマホ決済はお店の集客にもつながる!
お店の売上げアップのためにスマホ決済を考えているみなさん。どのサービスにしようか迷った場合はポイント還元率を軸に考えてみてはいかがでしょうか。やはりユーザーにとっての魅力はポイント還元率であり、様々なキャンペーン展開です。