ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道よると、ビットコインETFの最有力候補として証券取引委員会(SEC)に現在審議されているVanEck SolidXのビットコインETFが、機関投資家に対して一部制限して9月5日木曜日に販売を開始するという。同社のビットコインETFの審議は最終審議が未だに行われており、VanEck SolidXは珍しいルートを使用してのビットコインETF販売になるという。
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ビットコインETF承認ではない
VanEck SolidXのビットコインETFは、2019年10月18日までを最終審議期間としており、現時点ではSECによる公式発表などは出ていない点に注意したい。WSJによると、1933年証券法規則144Aにより”資格のある機関投資家”に対し、証券を販売できるというものである。
SECによると、「規則144Aでは、証券の保管期間、売却方法及び一度に売却できる金額などの複数の条件を満たしている場合、SECの審議を免除できる」というものである。
9月5日ビットコインETFの機関投資家への販売開始
規則144Aは、SECによってビットコインETFの承認がされていないため、私募証券としての一部の適格機関投資家に対して、VanEck SolidXビットコインETFが販売されるということになる。
WSJによると、「9月5日木曜日より、VanEck SolidXにより私募証券として販売される」と報道している。この報道により、ビットコイン価格は1万円上昇し、110万円を推移している
参照
・Rule 144: Selling Restricted and Control Securities
・Van Eck, SolidX to Offer Limited Version of Bitcoin Exchange-Traded Fund
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