PoloniexがAPAC向け取引所をオープン
仮想通貨取引所Poloniexは、アジア・パシフィック地域向けの新取引所「Pwang.com」をオープンした。
60以上の銘柄と、BTC・USDC・USDT・ETH建ての取引ペアを取り扱っているほか、証拠金取引も提供。銀行のキャッシュカードによる入金も可能だ。
#Poloniex is on the way becoming the largest exchange in the world and to achieve this goal we launched https://t.co/g3w5Uo26lQ for APAC users!
— Poloniex Exchange (@Poloniex) November 14, 2019
This domain will improve APAC user’s experience of navigating to our exchange and increase the speed of getting access to it. Try NOW! pic.twitter.com/cgYEzAoJoi
米国市場から撤退
かつて隆盛を誇ったPoloniexであったが、11月1日より米国在住ユーザーへのサービスを停止。同社は当時、「新たな機能やサービスを以って、世界中の投資家のニーズを満たすことに焦点を当てる」ことを目標に掲げた。
今回のPwang.comのオープンとともに、中国ユーザーを主要マーケット対象として中華圏最大の「Weibo」SNSの公式アカウントも開設。一連の動きには、トロン財団CEOのJustin Sun氏が関わっているとされている。
米大手仮想通貨関連企業Circleの子会社だったPoloniexは、Sun氏が率いる投資ファンドの出資を受け、事実上買収されたが、トロン財団から独立した運営体制になるという。Sun氏は先日、出資と買収について認めた。
豊富な種類のアルトコインを取り扱うPoloniexがアジア・パシフィック地域に進出したことによって、APAC地域からのマネーフローが期待される。