仮想通貨税還付金:米サービス

米国の仮想通貨税金サービス企業Refundoは、州・連邦納税にあたる「税還付金」を受け取る際の対象銘柄として、仮想通貨ETH、XRP、BCHを新たに追加する。

今回の対応を行なったのは、還付金を仮想通貨で受け取ることができるサービス「CoinRT」だ。昨年5月に米仮想通貨決済企業BitPayと提携したことが実現したサービスで、これまでビットコインのみが対象銘柄として提供されていた。

連邦税納税の申請開始日時は1月27日と開始したばかり。利用者は「CoinRT」を通じて申告することで、還付金相当の仮想通貨を受け取ることができる。

従来の銀行を介した小切手の送金(納税者の手元に届くまで数週間)と比較して仮想通貨を利用することで、より時短に低い手数料で着金する利点がある。また、少額でも値上がり幅に投資する新たな手段にもなり得る。

仮想通貨還付金申請の具体的な流れとしては、ユーザーがサービスを通じて申請することで、IRSもしくは州が還付金の申請を処理したのち、BitPayが受取った米ドルを指定の仮想通貨銘柄に換金、CoinRTの口座を持つ利用者のウォレットに着金する。

RefundoのCEOは、今回の銘柄の追加について、「我々は新技術を好む。オプションとして顧客はよりシームレスに還付金へアクセスできる」とコメントした。

このサービスは、還付金の金額と関係なく一律の34.95ドルで利用できる。そしてBitPay側は基本1%の取引手数料を請求するという。

参考:プレスリリース

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