アメリカのマイニング会社であるマラソン・デジタル・ホールディングス(Marathon Digital Holdings)は4月5日、第1四半期のビットコイン生産量とマイニングマシンの設置状況を発表した。
マラソンの保有ビットコイン(BTC)の合計は約343億円
マラソン・デジタル・ホールディングスは、第1四半期に約12億2,700万円に相当する約196BTCを採掘した。
月別のビットコイン生産量では、1月に50.4BTC、2月に43.4BTC、3月に102.3BTCだった。これにより、同社が3月31日時点で保有しているビットコイン総数は5,134.2BTC、時価総額では約3億190万ドル(約343億円)となった。
2022年3月末までにマイニングマシン10万台以上稼働予定
マラソン・デジタル・ホールディングスは、3月31日時点でマイニングマシンを製作しているビットマイン(Bitmain)のマイニングマシンS-19 Proを約1万300台購入した。これらのマシンは全て、アメリカのモンタナ州ハーディンにある同社のマイニング施設に納入されている。
だが3月の悪天候により設置が遅れ、第1四半期末での稼働状態は約6,800台となっている。マイニングマシンの設置は日々行われており、スケジュール通りならば2022年第1四半期末までに購入した全てのマイニングマシンの設置が完了する予定だ。
現時点の見込みでは、2021年4月から2022年1月まで、毎月2,000台から2万5,000台までのマイニングマシンをビットマインから受領する。予定通りに全てのマイニングマシンが稼働すると、2022年3月末までにマラソン社のマイニングマシンは10万3,120台、ハッシュレートは約10.37EH/sになる予定。
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文:かにたま