USEN-NEXT GROUPの株式会社アルメックスは、これまで23年にわたり病院に提供してきた再来受付機や自動精算機のテクノロジーと知見を集大成した次世代受付『Sma-pa TERMINAL』を開発しました。
顔認証を行うだけで、診察の受付から支払いまで可能となるため、病院の待ち時間から開放される次世代受付機です。
顔認証で病院の手ぶら診療が可能に
以下、プレスリリースより引用。
2019年2月18日(月)より発売するマルチメディアキオスク『Sma-pa TERMINAL』(https://www.almex.jp/mc/products/examination/smapa-terminal.html)は、診察の受付から支払いまでの機能が一体となった次世代受付機となります。今回搭載している顔認証には、AIが採用されており、受付・精算や保険証の自動確認、同時にサーマルカメラによる体温測定発熱検知と連動させることが可能になります。加えて、特許申請中となっている複数関係者の顔認証技術も搭載予定となります。
他にもマイナンバーカードや免許証のIC読み取りによる本人確認・初診登録、各種証明書のOCR読み取り、お見舞い時の面会証発行機能も備えているため、これまで病院職員の手や目を介して行ってきた受付業務をカバーできることになります。
また、患者様側の利便性を高めるために『Sma-pa TERMINAL』と同期の取れるスマホアプリも開発したため、患者様側は、スマートフォンをリンクさせることで、受付をはじめとする各種サービスをスマホから利用することもできるようになります。
最先端テクノロジーとAIを駆使し機能性に富んだ『Sma-pa TERMINAL』で、病院に新しい受付スタイルを提案すると同時に、今後もアルメックスは病院側に寄り添い、病院経営の向上へ貢献して行きたいと考えています。
1.顔認証の登録に、患者様の続柄まで網羅し、関係者を探し出す特許申請中の技術を搭載
患者様の関係者の続柄を付帯して登録する技術と顔認証した本人と関係のある人物を探し出す技術の融合を実現しました。そのため患者様の関係者が本人に代わって受付・精算をしたり、確実に面会証を発行することができます。
また、患者様本人が幼児の場合や意識がない場合、認知症により自分の親族を認識できない場合でも医療スタッフからみて、患者様の関係者であることが確認できます。尚、顔認証は本人を識別する精度が高いため、他人のなりすましなどの防止にもつながります。
2.「支払い待ち時間ゼロ」と「手ぶら診療」の実現
決済機能が再来受付機能と一体化しているため、来院した患者様は受付時に診療費の後払いを申告すれば、診察後にそのまま帰宅することができます。病院にとって長年の懸案である「支払い待ち時間」が実質ゼロになるだけでなく、患者様の体調が悪い時にストレスを感じている待ち時間から解放されることになります。 さらに、上記1の顔認証登録と組み合わせることで、診察券の読み取りも省略可能になり、‟手ぶら診療“が実現します。
3.医療安全に寄与
患者様やお見舞客など、毎日多くの人が出入りする総合病院において、流行性ウイルスなどによる院内感染は悩みの種かと思います。『Sma-pa TERMINAL』は、サーマルカメラによる発熱検知を受付時に行えるため、ウォークイン患者様のトリアージ支援につながるだけでなく、面会証の発行時にお見舞い客の発熱を検知することで、外部からの院内感染を未然に防ぐ効果があります。
4.一体型のため初期導入コストを大幅抑制
従来、新たな機能を導入する際には、その機能ごとにハードウェアを新規購入または改造する必要がありましたが、『Sma-pa TERMINAL』は様々な機能が集約された一体型受付機(※一部オプションあり)であるため、最小コストでの導入が可能となります。また、必要な機能を必要な時にアドオンできるマルチKIOSKをコンセプトに開発されていますので、導入時のベース機能に必要なソフトウェアを月額サービス料を追加していただくだけで新しい機能が利用可能になります。運用にあうソフトウェアのみを手軽に追加導入することで、お客様独自のカスタマイズされたマルチKIOSKに進化していきます。