
以下は、Mythoscapitalのライアン・シーン・アダムス(Ryan Sean Adams)氏のもので、クリプト・ブロックチェーン領域のプロジェクトは、時間軸の認識が大事であるという内容のツイートです。
There’s no doubt in my mind that many crypto ideas will crash & burn today, but will work when restarted 10 years from now
The hard part is always timing
Smart projects take the Netflix approach, they ship dvds until the infrastructure is ready for streaming
— Ryan Sean Adams (@RyanSAdams) 2019年1月12日
今のブロックチェーン領域のアイデアの多くは、近い将来に失敗するかもしれません。バブル時にICOのホワイトペーパーは夢のような話が多く散見されていました。しかし、その中には3年後には実現しなくとも、10年後には機能するというアイデアも多いのではないのでしょうか。
1999年から2000年までの足掛け2年間にわたり、IT企業の株価が暴投したドットコムバブルの時から学べることがあります。
ブロックチェーンプロジェクトの成否、ドットコムバブルから学べること
当時は今のNetflix(ネットフリックス)にようなビデオストリーミングは構想されていましたが、ブロードバンドが一般的でなかったので実現しませんでした(当時からNetflixのようなアイデアを持っている会社はいたらしいのですが)。
Netflixは当時、DVDレンタルサービスを行っていました。ストリーミングサービスを提供する為の十分なインターネット回線のインフラがまだ整ってなかったため、コンテンツを集めて10年後にストリーミングに振り切り今の姿に至ります。
当時のバブルの象徴のように言われているペット.comのようなペット愛好家向けのニッチなインターネットサービスでも常時接続のスマホが当たり前になり、インターネットユーザーが爆増した今なら成立します。このことからは、時間軸とタイミングの見極めが、いかに大事かが分かります。
ブロックチェーン業界でも起こると考えられること
1998年−2000年には、Kozmo.com(ビデオ、ゲーム、DVD、CD、本、食品などをオンラインでオーダーして1時間以内で無料で届けるサービス)、Webvan(食料品のEC配送サービス)など多くの企業が創業され、数年で倒産しました。実は、2019年の今はこれらのアイデアが全て形を変えて実現され、ポジションをとっている企業が存在します。
ブロックチェーンも同じようなことを繰り返すでしょう。これらの事実を認識したあとの注意点はタイミングが重要ですが、かといって10年間なにもしないで待ってるプレーヤーに、10年後に居場所はないだろうということです。
Netflix(ネットフリックス)はストリーミングの時代に備えてコンテンツを集め、Amazon(アマゾン)は本の配送でまず面をとって広げていったように、時間軸を見定めたあとに適切なアプローチが必要になることも変わりないはずです。
20年前はITなどはオタクのものでしたが、今はIT起業家が石原さとみさんや剛力彩芽さんと付き合う時代です。ブロックチェーンもそのくらいの時間軸で未来を描いて、そのうえで、今何をすべきかをミクロに落とし込むべきではないかとこれらの事実からは学べます。
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