
仮想通貨は穏やかな価格変動に 今後の相場に注目集まる
今日の仮想通貨市場は全面的に穏やかな価格変動となっている。
各通貨によって短期的なトレンドには差が出てきている。
先日の大きな上昇によって、仮想通貨市場全体に対してポジティブンな発言が増えてきている。
たとえばビットコインに対して、IBM仮想通貨部門副部長を務めるジェシー・ルンド氏はビットコインが将来「100万ドル(約1.1億)に到達する」と発言している。
また今週はリップルにも大きなニュースが多く流れてきており、仮想通貨市場は全体的に期待に満ち溢れた1週間であった。
日本の大手金融企業SBIホールディングス社長はリップルに大きな期待を寄せているようだ。仮想通貨愛好家としても知られる北尾吉孝社長はリップルが将来、「ビットコインを凌駕する」と考えている。
各通貨のテクニカル分析を確認していく。
ビットコイン(BTC)

22日20時現在のビットコインの価格は434,100円となっている。前日同時刻と比べて-0.89%の価格下落となっている。
このまま安値を切り上げながら価格を推移させることができれば、今後価格を大きく上昇させることができる。
上昇のシナリオとしては、赤ライン(⑥44.1万円)をブレイクできるかに注目である。
赤ラインを上抜けできれば、50万円まで上昇する可能性がでてくる。
しかし途中には45万円が意識されることになるであろう。
下落のシナリオとしては、黒の短期サポートライン・オレンジライン(⑤42.4万円)を割るかどうかに注目である。
オレンジラインを下割れする展開となれば、紫ライン(④41.1万円)まで下落するであろう。
22日20時現在のビットコインの価格は434,100円となっている。前日同時刻と比べて-0.89%の価格下落となっている。
リップル(XRP)

22日20時現在の仮想通貨リップル(XRP)の価格は0.326ドル(35.14円)。前日同時刻と比べて-0.26%の価格下落となっている。
過去からずっと意識されてきた価格帯に挟まれているため、今後直近の値動きとしては黄緑ラインと紫ラインのレンジ内で推移する可能性が高い。
しかしながら、レンジブレイク後の大きな値動きには注意したい。
下落のシナリオとしては、黄緑ライン(②0.318ドル:35.24円)を割るかどうかに注目である。
そのラインを下に割り込めば、次は青ライン(①0.305ドル:33.84円)まで下落していくであろう。
上昇のシナリオとしては紫ライン(③0.33ドル:36.57円)をブレイクできるかに注目である。
紫ラインの上抜けに成功することができれば赤のレジスタンスライン(⑤)・ピンクライン(④)まで上昇することが考えられる。
22日20時現在のリップル(XRP)の価格は0.326ドル(35.14円)。前日同時刻と比べて-0.26%の価格下落となっている。
イーサリアム(ETH)

(出典:TradingView EthanUSD 1時間足)
22日21時現在のイーサリアム(ETH)の価格は16,120円。前日同時刻と比べて1.6%の価格上昇となっている。
イーサリアムは27日の大型アップデート「コンスタンティノープル」を控えているため、短期的には上昇すると予想できる。
上昇のシナリオとしてはオレンジライン(①153ドル:16,961円)をブレイクできるかどうかに注目だ。
もし抜けることができれば紫ライン(160ドル:17,737円)まで上昇することが見込まれる。
下落のシナリオとしては、青ライン(②144ドル:15,964円)を割れるかに注目であろう。
もしここを割れる展開となれば、黄緑ライン(③126ドル:13,911円)・水色ライン(④118ドル:13,000円)まで下落することが考えられる。
ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインオタクの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。