
仮想通貨市場では大幅下落が発生
24日23時頃から、主要通貨は軒並み-10%近くを記録する大幅下落が発生。
重要ラインを下抜けする通貨も多く、今後の相場に対して大きな不安が膨らんでいる。
それでは、各通貨の動きを見ていこう。
ビットコイン(BTC)
25日5時時点でのビットコイン(BTC)価格は417,091円。前日同時刻比-7.8%の大幅下落となった。
24日に赤色の44.6万円ライン(①)をブレイクし、大きな価格上昇を起こしたビットコイン。
一年ぶりの上昇トレンドへの転換も期待されたが、24日11時ごろから突如大暴落が起こった。
現在は41.7万円前後での価格推移となっているが、今後も厳しい下目線での変動が予想される。
下落のシナリオとしては黄緑の40.6万円ライン(⑤)および紫の39.5万円ライン(⑦)を割り込んだ場合、さらなる価格低下が進んでいく可能性が考えられる。

リップル(XRP)
25日5時時点でのリップル(XRP)価格は0.306ドル(33.9円)。前日同時比-9.3%の価格下落となった。
24日にオレンジの0.339ドル(37.5円)ライン(③)を突破し、価格上昇が期待されていたリップルであるが、期待も虚しく大幅下落を起こした。
すでにこの数日のもみ合いラインであった黄緑の0.324ドル(35.3円)ラインを下抜けしており、今後は激しい下目線での推移が起こることが予想される。
特に、水色の0.305ドル(⑤)ラインを下抜けしそうであることから、ここからまた大きな下落が発生する可能性も考えられる。

(参考 TradingView XRP/USD 一時間足)
イーサリアム(ETH)
25日5時時点でのイーサリアム(ETH)価格は142.04ドル(15,725円)。前日同時刻比-11.4%の暴落となった。
長期の下落トレンドライン(②)をブレイクし、上昇への希望が垣間見えたイーサリアム。
しかし、再度大幅下落を起こし、逆に厳しい下目線が濃厚なチャートとなっている。
19~23日頃の価格帯であった紫の143.58ドル(15,895円)ライン(③)を下抜けしたことから、短期的に下落する可能性が考えられる。
下落のシナリオが継続する場合、ピンクの126.5ドル(14,004円)ラインを目指していくことが予想される。
