仮想通貨市場は上昇も上値の重い相場に
仮想通貨市場は、今月4日の下落発生以前の価格水準まで値を戻した。
しかしどの通貨も上値が重く、ここからさらなる上昇となるか、はたまた再度下落してしまうのかに注目が集まっている。
ビットコイン(BTC)
今後上昇する場合は、直前の高値を超えられたかどうかが意識されることになりそうだ。
水色の43.7万円ラインを目指して上昇することになるだろう。
ただしこの場合は青いライン(②)がレジスタンスとして機能する可能性が高く、大きく反落する可能性もあるので注意が必要だ。
一方下落する場合は、茶色の42.5万円を割り込んだかどうかが意識されそうだ。
その場合、42.1万円ライン(⑤)付近を目指しての下落が考えられる。
ビットコイン(BTC)の5日21時現在の価格は429,952円。前日同時刻比で+3.1%の下落となった。ビットコインの価格は現在、青い短期の上昇トレンドライン(②)に上昇を阻まれている。
リップル(XRP)
ここから上昇する場合は、紫ライン(③)を上に抜けるかどうかが意識されそうだ。
その場合、黄色い0.331ドル(37.1円)ライン(①)あるいは黒い長期の下落トレンドライン(②)を目指して上昇することになるだろう。
一方、下落する場合は再度0.317ドル(35.5円)ライン(⑤)を割り込むかどうかが意識される可能性が高い。
その場合、黄緑の0.314ドルライン(⑥)あるいは青い0.305ドル(34.1円)ライン(⑧)までの下落が予測される。
リップル(XRP)の6日21時時点での価格は0.322ドル(36.0円)。前日同時刻比+2.1%の価格上昇となった。
イーサリアム(ETH)
(出典:TradingView ETH/USD 1時間足)
上昇する場合は、黒い145ドル(16,000円)ライン(①)を超えられるかどうかが意識されそうだ。
その場合は、154ドル(17,200円)付近まで上昇することになるだろう。
一方で下落する場合は、水色の短期上昇トレンドラインB(⑤)を割り込無かどうかが意識されそうだ。
その場合は、ピンクの139ドル(15,400円)ライン(③)を目指して下落することになりそうだ。そのラインも下抜けした場合は、再度126ドル(14,100円)ラインまで下落する恐れもあるので注意が必要だ。
ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインオタクの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。