マクロ経済と金融市場12日の米NY株式市場では、ダウは前日比216ドル(0.6%)高で取引を終えた。日本時間12日22時半に米労働省が発表したCPI(米消費者物価指数)では、前年同月比6.5%上昇と市場予想通りに鈍化したことを受け、買い戻しが先行した。コアCPIにおける指数は、ガソリン価格の下落が顕著な一方、住居費などサービス価格が高止まりするなど長短まちまちで、発表前に織り込んでいた市場期待を上回ったとは言い難い。CPIは、米金融当局が重視するインフレーション(物価高)判断の物差しとなる主要指数。6ヶ月...
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