熊本・高森町、企業版ふるさと納税を活用 コアミックスが海外マンガ家の拠点整備で支援

熊本県高森町が漫画出版社「コアミックス」より、企業版「ふるさと納税」を通じて約2,000万円の寄付を受ける予定であることが明らかになりました。

企業版「ふるさと納税」で地方の地方創生を支援


「ふるさと納税」は個人に向けた制度として2008年から開始されましたが、2016年4月からは企業も対象となりました。
企業版の「ふるさと納税」は、本社所在地以外の自治体に寄付を行うと寄付額の6割が法人税などから差し引かれる仕組みとなっており、少ない負担で地方創生に取り組む地方を支援することができます。

高森町はコアミックスからの寄付金を、海外の漫画クリエイターの受け入れ拠点の整備で活用するとのこと。空き家1軒を改修して作業スペースや住居として使い、2人分の生活費を補助するとしています。

高森町とコアミックスは2018年9月に「くまもと国際漫画CAMP」を開催しており、イベントでは日本の著名な漫画家と海外の漫画クリエイターの交流が行われていました。
コアミックスは高森町に、全寮制の漫画アカデミーを開く方針を明らかにしています。

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