Web3インフラとゲーム会社であるホライズンブロックチェーンゲームズ(Horizon Blockchain Games)は5月17日、仮想通貨ポリゴン(MATIC)のプロトコルの成長・開発チームであるポリゴンラボ(Polygon Labs)とWeb3インフラに革命を起こすことを目的とした戦略的提携を発表した。
ウォレット等をポリゴンスーパーネットに統合
ポリゴンは、ポリゴンスーパーネット(Supernets)というスケーラブルなアプリケーション特化型ブロックチェーンを構築するための分散ネットワークデザインを構築している。一方、ホライズンは、シーケンス(Sequence)というWeb3開発者向けプラットフォームとスマートウォレットを展開している。
今回の提携により、ポリゴンスーパーネット上での開発を促進し、企業やその他のアプリ開発者がニーズに応じてブロックスペースをカスタマイズ、拡張できる専用アプリチェーンを提供する予定だ。ほかにも、トークンやNFTのAPI、インデクサ、リレーヤー、ノードゲートウェイ、マーケットプレイス、SDKなどを含む一連のシームレス開発者ツールを提供するという。これらのツールにより、開発者やブランドは、ポリゴンスーパーネット、ポリゴンzkEVM、ポリゴンPoS上で分散型アプリケーションを簡単に構築できるようになる見込みだ。
ポリゴンにおけるWeb3インフラ構築における新たな大きな前進
ポリゴンラボのサンディープ・ナイルワル(Sandeep Nailwal)共同設立者は、「ホライズンは、ポリゴンエコシステムにおける長年の協力者であり、同社のシーケンスウォレットと開発者スタックをポリゴンスーパーネットに統合することは、ポリゴンにおけるWeb3インフラ構築における新たな大きな前進となる」と語った。また、同氏は、「ポリゴンスーパーネットは、dAppsに高性能、低コスト、相互運用性の高いソリューションを提供し、シーケンスの最先端のウォレットとインフラスタックにより、開発者はよりシームレスで効率的に構築とイノベーションを行うことができるようになる」と述べている。
今回の連携についてポリゴンラボの公式ツイッターでは、「この戦略的提携により、Web3アプリのスケーラビリティとセキュリティを向上させることができる」とも言及している。
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