仮想通貨市場は上目線が続く見込み

​16日に大きな価格上昇を起こした仮想通貨。その勢いは今後も続きそうな期待が持てるチャートとなっている。

それでは、各通貨の動きを見ていこう。

ビットコイン(BTC)

17日午前5時のビットコイン(BTC)価格は442,674円。前日同時刻比+1.7%の価格上昇となった。

16日午前から大きな価格上昇を起こしていたビットコイン。現在はその上昇が落ち着く方向に向かっている。

黄緑の短期上昇トレンドライン(③)は上に抜ける形で推移しているので、ここ数日のレベルでは上目線であることが予想される。

今後上昇していくためには、昨日も述べたように45.2万円ラインを突破できるかが重要になってくると考えられる。

​(参考 TradingView BTC/JPY 一時間足)

リップル(XRP)

リップル(XRP)の17日午前5時時点での価格は0.324ドル(36.0円)。前日同時刻比で+0.8%の上昇となった。

リップルの価格は13日深夜に約2円幅の上昇を見せた後反落するも、赤い短期の上昇トレンドラインB(⑥)をサポートとして上昇していた。

その後黒い長期の下落トレンドライン(③)を上に抜けると、0.325ドル(36.3円)ライン(②)を超える上昇を見せる。

しかし、13日の高値(0.333ドル、37.2円、①)までは到達できず反落。現在は茶色の短期の上昇トレンドラインA(④)をサポートとして再度上昇している。

今後は、直近13日の高値(0.333ドル、37.2円、①)を超えることができるかどうかが注目されそうだ。

​(参考 TradingView XRP/USD 一時間足)

イーサリアム(ETH)​

​17日5時時点でのイーサリアム(ETH)価格は143.26ドル(15,962円)。前日同時刻比+2.4%の価格上昇となった。

​16日午前から大きな価格上昇を起こしていたイーサリアムであるが、今後上昇が継続するかは不明瞭な変動となっている。

長らく重要ラインであった青色の144ドルライン(①)をブレイクしたことで大幅上昇が期待されたが、再度下抜けをしたことがその要因だ。

この先数日間の短期的な目線では、この144ドルラインを超えられるかどうかが上昇への鍵となるだろう。

一方、オレンジ色の短期下落トレンドライン(②)を割る勢いで下回った場合、大きな各下落を起こす可能性も考えられる。

​(参考 TradingView ETH/USD 一時間足)

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