リークによるとイーサリアム最大手Web3ウォレットのメタマスク(Metamask)がビットコインをサポートするという。メタマスクはイーサリアムスタートアップのコンセンシス(Consensys)が開発するWeb3ウォレットであり、手軽さから最も使用されている仮想通貨ウォレットとなっている。

関連記事:【墨汁速報】米SECイーサリアムETF承認に傾く 早ければ今週中に承認=リーク

メタマスクがビットコインをサポート

リークによるとイーサリアムの最大手Web3ウォレットであるメタマスク(Metamask)はビットコインのネィティブサポートを予定しており、早ければ来月中から使用することができるようになるという。リーク者の一人によるとどのようなビットコインの機能にメタマスクからアクセスできるようにするかはまだ確定はしていないものの、初期段階では限られたサービスを展開し段階的に対応していくと述べている。

イーサリアム上の「分散金融(DeFi)」やNFTなどのエコシステムにアクセスするためのゲートウェイであるメタマスクは最も使用されているWeb3ウォレットであり、月間のアクティブユーザーは3000万人を超えている。メタマスクのサポートによりビットコインのユーザーエクスペリエンスは大きく向上するといえるだろう。

 

ビットコインの盛り上がり

イーサリアムは2015年のローンチ後仮想通貨でもっとも巨大なエコシステムを繁栄しており、ビットコインが開拓したブロックチェーンという分野の可能性を無限大にしたと言えるだろう。近年ではビットコインの特性を活用したいわゆる「ビットコインNFT」のオーディナルズ(Ordinals)やルーン(Rune)でこれまでのデジタル・ゴールドとは異なる盛り上がりを見せている。

またイーサリアム上に展開する新たな実行レイヤーであるロールアップ(Rollup)も最近ではビットコインL2として登場してきており、まだ規模は小さいもののVCから盛んに資金調達をしている。メタマスクはWeb3ウォレットという分野でライバルとなるシンガポール発のデバンクが開発するラビーにシェアを少しずつ奪われており、今や当たり前となったWeb3ウォレットとしての新たな境地を探し求めているのだろう。

コラム:【考察】イーサリアム現物ETFはビットコインの次に承認されるか?

 

▼仮想通貨(暗号資産)のエアドロップ対策、仕組みや技術、規制の市場影響を勉強するなら「墨汁うまいと学ぶ仮想通貨の世界」!他では見ることができないより詳しい内容を投資家向けにわかりやすく解説

墨汁バナー

墨汁うまいと学ぶ仮想通貨の世界

The post 【墨汁速報】Web3ウォレット「メタマスク」ついにビットコイン(BTC)をサポートか=リーク first appeared on CoinChoice(コインチョイス).

おすすめの記事