イーサリアム(ETH)価格は2024年米大統領選後にビットコイン(BTC)と同様に回復、2400ドル前後を推移していたものの3日で3000ドルを回復した。ETH価格は7月以降BTC価格と比較するとパフォーマンスが大きく低下しており、史上最高値を更新したビットコインと比較すると2021年11月の最高値をまだ超えない価格帯となっているが需要が急増しているようだ。

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イーサリアム3000ドルを回復

大統領選のトランプ氏勝利後、ビットコイン価格は史上最高値を更新しており、仮想通貨に追い風となったことでこの4ヶ月パフォーマンスが低下していたイーサリアム価格も回復し3000ドルを推移している。イーサリアムはビットコインと同様に米国初となる現物型イーサリアムETFが米国証券取引委員会(SEC)によって2024年5月23日に承認、この時の価格が3100ドル前後から3940ドルまで高騰した。

一方でETH価格の史上最高値は2021年11月の4850ドルとなっており、2023年から回復を開始した仮想通貨においてビットコインと比較すると現物型イーサリアムETFが承認したにもかかわらず、パフォーマンスはビットコインにまだ劣っているということになる。だが3000ドルを回復した今日1日で比較すると、ETH価格は前日比+4.5%でBTC価格は+1%となっておりイーサリアムがビットコインのパフォーマンスを超えたことになる。

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トランプ次期大統領はETHを保有している

このイーサリアム価格の回復には今回の大統領選で勝利したトランプ氏がETHを保有していることも大きいだろう。米国大統領としてETHを保有しているのはトランプ氏が初の事例となり、さらにトランプ氏は2022年12月には自身をモチーフにした「トランプNFTカード」を発行しており、これまでにシーズン4までが公開されている。

さらにはイーサリアム財団への調査や分散金融(DeFi)、さらにはNFTにまで証券であると主張をした現米国証券取引委員会(SEC)の議長であるゲーリー・ゲンスラー氏を大統領就任1日目に首にするとトランプ氏は発言しており、リーク報道ではロビンフッドCLOであるダニエル・ギャラガー(Daniel M. Gallagher)氏を有力候補と考えており、イーサリアムエコシステム全体にとっても大きな追い風となることがETH価格に反映されていると言えるだろう。

イーサリアムETFのグレースケールのETHEという負の遺産は未だに残っているものの、ETH価格が上昇することで売り圧も抑えられブラックロックのイーサリアムETF需要が増加していけばETH価格が史上最高値を更新するのもそう遠くはないかもしれない。

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