NEM JAPANと近畿大学が協力し、ブロックチェーン分野での教育を促進

NEMのブロックチェーンソリューションを広めるために設立させたNEM JAPAN。世界各地でも同様のNEMを広げサポートするような活動が行われている。NEM JAPAN(ネム・ジャパン)もその一環であり、ブロックチェーンの教育やサポートの促進を目指している。

NEM JAPANは2018年11月28日に一般社団法人として登録を完了し、正式に活動を始めた。そんな中で、12月4日にNEM JAPANと近畿大学が協力することが発表された。

ブロックチェーン分野の人材育成目指し協力

NEM JAPANと近畿大学は協力し、ブロックチェーン関連分野での人材育成を目指すとしている。「ブロックチェーン101(ワンオーワン)」というイベントを開催し、ブロックチェーンテクノロジーを活用する企業やエンジニアを招き、人材教育の一環としたイベントを行っていくそうだ。12月19日には、「スポーツとブロックチェーン」をテーマにエンゲート株式会社を招いたトークイベントも開催予定。

エンゲート株式会社は、スポーツチームや選手に対してファンが直接投げ銭を届けることができるコミュニティを運営。ファンからの投げ銭は、チームの運営や選手のキャリアサポートに使用され、この履歴はすべてブロックチェーンに記録される。

選手やチームに直接投げ銭することができ、その投げ銭がどう使用されていくかはブロックチェーンにより透明性を持つことになる。

エンゲート株式会社のサービスには、サッカーやバスケットボール、フットサル、女子プロレスなどさまざまなスポーツのチームが加入している。

2020年には、東京オリンピックが開催されるなかで、エンゲート株式会社の提供するサービスはスポーツをさらに加熱させるものになるのではないだろうか。

仮想通貨とブロックチェーンに積極的な近畿大学

近畿大学では、過去に仮想通貨を組み入れた謎解きイベントも開催しており、イベントで手に入れた独自の通貨は商品と交換することができたようだ。また、政治分野にブロックチェーンを活用したポリポリのトークイベントも実施するなど、近畿大学はブロックチェーンや仮想通貨に対して積極的な姿勢を見せている。

今回の発表で、NEM JAPANと近畿大学が協力することにより、世界から遅れているブロックチェーンテクノロジーの認識拡大と、エンジニアの教育、企業サポートなどの促進に繋がることを期待したい。NEM JAPANの活動の第一歩として、近畿大学との協力は大きいのではないだろうか。また、ブロックチェーンに関心のある他の大学でも同様の活動が連鎖していくことで、ブロックチェーンファーストな未来を作ることに繋がっていくように思う。

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参考
NEM JAPAN

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