ビットコイン(BTC)の人気はトランプ大統領を上回る!?

ブロックチェーンベンチャー企業のコンセンシス(ConsenSys)は「ビットコイン(BTC)はトランプ大統領、電気自動車テスラ(Tesla)、人気女優キム・カーダシアン(Kim Kardashian)よりビッグ」との見出しで、検索サイトのグーグルトレンド(Google Trends)を引用してビットコインの人気ぶりを伝えています。

グーグルトレンドは、世界のインターネットユーザが現時点で何に最も関心を持って知りたがっているかを端的に示してくれます。コンセンシスはこのほど、2019年6月までの1年間で、ブロックチェーン(Blockchain)、ビットコイン(Bitcoin)、イーサリアム(Ethereum)、仮想通貨(Cryptocurrency)などのフレーズと世界のテクノロジー、政治、文化の検索条件と比較した興味ある結果を公表しました。

ビットコイン(BTC)対トランプ大統領

図表の通り、ビットコインの検索は1年を通じて、トランプ氏のそれをほぼ全期間上回り、特に19年4月に入って、ビットコインの検索は歴然とトランプ氏を引き離しました。4月下旬以来、仮想通貨特にビットコイン取引市場の騰勢を反映して、両者の検索の差は一時大きく広がりました。

検索の傾向を世界地図で見ると、トランプ氏は米国、カナダで高いのは当然として、ニュージーランドそして欧州のアイルランド、デンマークなどで目立ちました。対してビットコインは、欧州連合(EU)諸国全般とインドを含むアジア太平洋諸国、そしてブラジルなど中南米で高い検査数を示しました。

グーグルトレンドにおけるビットコインとトランプ大統領の違い

ビットコイン(BTC)ブル相場の再来による効果

ビットコインは19年に入って、電気自動車メーカーとして台頭しているテスラや
リアリティ番組パーソナリティ、モデルとして大人気のキム・カーダシアンをすべて凌いでいます。

19年に入って再度始まったビットコインの印象的なブル相場は、仮想通貨の内外にある人々に忘れかけたものを思い出させる劇的な効果がありました。グーグルのデータによると、ビットコインは最近になって初めて、テスラの検索数で後れを取ったことがありました。

ビットコインはしかし、このところのブル市場に関連して、過去12カ月のどの期間と比較しても最高の検索数を記録したことが分かります。またグーグルのデータによると、ビットコインはテスラに初めて追い抜かれ、トランプ氏の検索予測数でも抜かれて、3位になったことがあります。キム・カーダシアンは、理由は不明ですが、ビットコインの検索数値と不思議に相関関係を示していますが、4月下旬にトランプ氏を一度だけ検索数で抜いたことがありますが、1年を通じて4位に甘んじていました。

Crypto対Cryptocurrency

ちなみに仮想通貨(暗号資産)について、人々は「crypto」と呼ぶのか「cryptocurrency」と称するのかというと、未だに流動的です。

仮想通貨を意味する2つの単語は間違いなく完全に同じ意味で使われますが、接頭語の「crypto」は、 暗号から仮想(暗号)通貨まで表す言葉としてさまざまな言語ある中、比較的抵抗なく自国語で解釈されますが、「Currency」は広く英語圏でのみ使われる言葉です。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

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参考
ConsenSys

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