還暦を迎える男女の貯蓄平均は2,956万円 電子マネーの利用率は6割強 PGF生命が調査

PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険)が2019年4月19日~4月22日の4日間、今年還暦を迎える1959年生まれの男女2,000名を対象に「2019年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」を実施しました。

9割以上が「キャッシュレス決済利用」

還暦を迎える世代の現在の貯蓄額(配偶者がいる場合は夫婦2人分)は、100万円未満がもっとも多く4人に1人の割合となっています。平均貯蓄額は2,956万円であり、エリア別に見た場合は一都三県では3,363万円と、全体平均より407万円高い結果となりました。

消費の面では「健康維持にお金を使っている」と61.8%が回答しており、ひと月あたりに使う平均額は12,809円。対して「趣味にお金を使っている」と回答した割合は68.6%で、ひと月あたりに使う平均額は14,435円でした。

また92.3%は「キャッシュレス決済を利用することがある」と回答しており、還暦人の大多数がキャッシュレス決済を利用していることがわかりました。
中でも多く利用されている決済手段はクレジットカードで85.8%。続いて電子マネー(62.0%)、QRコード・バーコード決済(10.7%)とスマートフォンで支払いができるサービスが並ぶ結果となりました。

金融庁によると、老後の生活資金として年金とは別に2,000万円の貯蓄が必要になるといいます。今回の調査でも、男性の8人に1人は還暦を機に「資産運用を始めたい」と回答しており、資産運用で将来に備えたいという考えが少なくないことがわかっています。
年金制度の崩壊が危ぶまれる中、今後は還暦を迎える世代の間でも資産運用がより重要視されていくことでしょう。

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

おすすめの記事