- ブロックチェーンTCG「クリプトスペルズ」クラウドセールが黒字化見込み
- ブロックチェーンゲーム開発を行うクリプトゲームス社は、国産ブロックチェーンTCG「クリプトスペルズ」のクラウドセールで900ETH(約3000万円)を超えたことを発表した。
ゲーム内通貨の売り上げが900ETH超え
ブロックチェーンゲームの開発を行う、クリプトゲームス株式会社は、ブロックチェーンTCG(トレーディングカードゲーム)の「クリプトスペルズ」( *1)を6月25日に正式リリースし 、同時にクラウドセールを行った。
- *1 クリプトスペルズとは
- 『クリプトスペルズ』はブロックチェーン技術を取り入れて開発されたWebゲーム。ゲーム内のアセットがEthereum上に記録されていることで、ユーザーの所有権が証明され、ゲーム内外での自由な売買を行うことが可能。
7月9日のセール終了の段階で、ゲーム内通貨・SPLの売上金額が累計900ETH(およそ3000万円)を超え、累積黒字化の見込みであることを明らかにした。(記事内のEthereumの価格は2019年7月10日時点での価格を参照)。
【お知らせ】
— ブロックチェーンTCG | クリプトスペルズ(クリスペ)公式 (@crypto_spells) 2019年7月11日
クラウドセール の終了価格をお知らせします。
リミテッドレジェンド:終了価格 157,333 SPL
レジェンド:終了価格 66,903 SPL
ゴールド:終了価格 1,649 SPL
次回セールはレジェンド1種、ゴールド1種を予定しており、
開始価格は終了価格の70%となります。https://t.co/i3IbWsnBbX
上場企業である株式会社Gamewithから出資を受けることも発表している。
クラウドセールでのSPL販売は6月18日より開始され、販売されたカードは以下の通り。
- リミテッドレジェンド 2種類(完売)
- レジェンド 3種類(完売)
- ゴールド 3種類
国産ブロックチェーンゲームとして人気を博す「マイクリプトヒーローズ」の在庫連動型ダッチオークション形式で販売された、リミテッドレジェンド・レジェンドの各カード、全5種類は完売となり、一部のカードは1枚30ETH(およそ99万円)まで価格が高騰したという。
マイクリではブロックチェーンゲームのマーケティングに必要となるエコシステム構築⽀援を行う、ブロックチェーンゲーム開発⽀援プログラム「MCH+」を開始しており、 『My Crypto Heroes』アセット(キャラクターや武器防具など)をはじめとした参加ゲーム間のNFT(ノンファンジブルトークン)相互利⽤を推奨。
マイクリプトヒーローズの開発会社である「double jump.tokyo株式会社では、『クリプトスペルズ』とのコラボ予定を発表している。
マイクリプトヒーローズは昨年12月、クラウドセールで962.6ETHを売り上げたことを発表。ブロックチェーンゲーム市場を牽引していた。
#MyCryptoHeroes のクラウドセールの結果を報告いたします
— My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)/ ブロックチェーンゲーム (@mycryptoheroes) 2018年12月10日
合計売上: 962.6 ETH
参加アドレス数: 1096
最高価格: 17.2 ETH(ジャンヌ・ダルク)
最高高騰率: 34倍(王キ)
消化率: 88.5%
王キが完売プレセールの694ETHを大きく上回る想定以上の結果でした
誠にありがとうございました#MCH pic.twitter.com/7l6W7Dl79P
クリプトゲームス会社概要
社名: CryptoGames株式会社
代表取締役:小澤 孝太
事業内容:ブロックチェーン技術を用いたゲームの開発、運営