農業の短期バイトに特化したワークシェアアプリ「シェアグリ」リリース 農業人材不足を解消へ

ガイアックスの出資先であり農業人材のシェアリングを推進する株式会社シェアグリが本日7月16日(火)、農業に特化したワークシェアアプリ「シェアグリ」をリリースしました。

人手不足の農家と農作業に興味があるユーザーをマッチング

シェアグリは、人手不足の農家と農作業に興味があるユーザーを結ぶ、農業に特化したワークシェアサービスです。農家は繁忙期に「超短期求人」を出すことができ、シェアグリのユーザーは提携先農家で農作業を楽しみながら給料が得られます。
シェアグリでは地域や地域住民と多様に関わる「関係人口」の創出を目指しています。サービスを提供することで農家と継続した関係性を築き、農業関係人口の創出で人手不足の解消や消費・地域活動を通した地域活性化を目指すとしています。

東京都が都民を対象に実施した調査では全体の56%が「農作業体験をしたい」と考えており、年代別では20代が68%、30代が63%と若い世代の間で農作業のニーズがあることがわかりました。
また順天堂大学とNTTコミュニケーションズの実証実験では、農作業によってストレスを減らしオキシトシンを分泌する「アグリヒーリング」と呼ばれる効果があると実証されています。
シェアグリでは農業初心者が手軽に農作業を体験できる機会を与え、ストレス軽減など健康促進も期待できる新たなライフスタイルを提案するとのことです。

シェアグリを導入する農家は千葉県、長野県、沖縄県など全国8県であり、現在の求人数は約30件。今年中に全都道府県に拡大する予定とのことです。

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