コンビニ、居酒屋などの8割が「少額でもキャッシュレス決済を歓迎」「現金より楽」の声も JCB調査

JCBが全国の20~60代の一般消費者1,000名と20~60代の特定職業従事者(コンビニや居酒屋のレジ業務担当者、タクシー運転手)300名を対象に「キャッシュレス決済に関する調査」を実施しました。

一般消費者・会計担当者から高い支持を集めるキャッシュレス決済

一般消費者1,000名の約6割はキャッシュレス決済を利用しており、特に「週に1回」と答えた割合が高く20.6%でした。5人中4人(80.7%)は「現金よりキャッシュレス決済のほうが便利」と答えており、大多数がキャッシュレス決済の利便性を認識していることがわかりました。

しかし、65.8%は「キャッシュレス決済の利用をためらった経験がある」と回答しており、「使えるかどうかわからない」「残高が足りるかが心配」「少額だと嫌がられる気がする」といった理由があがっています。

また2人に1人(53.5%)は会計時にキャッシュレス決済ができない店舗は「次回以降の来店意欲が下がる」としており、さらに約4割(39.3%)が「来店を取りやめた経験がある」と回答していることから、店舗のキャッシュレス決済の対応可否が来店客に大きな影響を与えていることが明らかになりました。

一方で特定職業従事者300名にキャッシュレス決済の導入状況を確認したところ、コンビニは93.0%、居酒屋は77.0%、タクシーは74.0%が導入していることがわかりました。

なお、キャッシュレス決済が「一部導入されている」と「導入されていない」と答えたレジ(会計)業務を行う従事者にキャッシュレス決済の必要性をうかがうと、コンビニは8割(83.3%)、居酒屋の店員は7割(76.8%)、タクシーの運転手は7割(74.5%)が「キャッシュレス決済があったほうがいい」と答えており、一般消費者だけでなく会計担当者からもキャッシュレス決済の支持が高くなっています。

また、コンビニ店員の8割(81.0%)、居酒屋店員の6割(65.0%)、タクシー運転手の6割(64.0%)が「現金よりキャッシュレス決済が楽」と回答。さらにそれぞれの約8割が「金額に関係なくキャッシュレス決済を利用して欲しい」と回答しており、少額でもキャッシュレス決済が歓迎されていることがわかりました。

調査概要

調査名:キャッシュレス決済に関する調査
日時:2019/7/3~2019/7/9
対象者:
➀全国に居住する20~60代男女1,000名
➁特定職業従事者(コンビニ/居酒屋/タクシー)かつ
会計業務(レジ業務)担当者300名(コンビニ/居酒屋 男女各 50 名、タクシー100 名)

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