LINEが今月2つ目のdApps終了発表
LINEのdAppsサービス「4CAST」が、8月26日をもってサービスを終了する。大手企業LINEによる今月2つ目のdAppsの終了の発表に、未開拓分野であるdApps関連のサービス継続の難しさが伺える。

LINEの4CASTがサービス終了

LINEが提供するdAppsサービス「4CAST」が、2019年8月26日をもってサービスを終了することがわかった。

4CASTは、イベントやスポーツの試合に対する勝敗を予想するプラットフォームとして誕生した。ラグビーワールドカップ2019や東京五輪2020を見据えたサービスを想定しているものと考えられていたため、大会開催前のサービス終了は残念との声が多く聞こえた。

8月2日にも以下の機能が終了。8月26日にウェブ版を含む全てのサービスが終了する予定だ。

  • 新規登録
  • Androidアプリの利用および新規ダウンロード
  • 友だち招待
  • ミッション
  • インセンティブ支給(ランキングインセンティブ・ユーザートピック参加人数達成インセンティブ・SNSシェアに対するインセンティブ・答え合わせに対するインセンティブ)

保有しているLINK Pointは、8月26日までならLINEポイントへ交換ができる。通常の交換基準に加えて、0.1LINK Point未満の場合もLINEポイントへ交換が可能。8月26日までに交換しなかった場合は、自動的にLINEポイントへ交換される。ただしこの場合は、0.002LINK Point未満の場合は交換がされないため注意が必要となる。サービスが終了した後は、ユーザーの情報も廃棄される予定だという。

LINEは知識共有コミュニティ「wizball(ウィズボール)」というdAppsも、2019年9月30日にサービスを終了する。また、6月28日には、上場企業メタップスの子会社が運営するdAppsゲーム「DIGSTAR」が、2019年7月31日をもってサービス終了することを発表した。大手企業でも、未開拓分野であるdAppsの運営が難しいことを示す事例が続いている。

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