
ビジネスに特化したソーシャルメディアのリンクトイン(LinkedIn)が9月4日、アメリカ在住の人々が働きたいスタートアップトップ50を発表した。仮想通貨とブロックチェーン関連企業からは、コインベース(Coinbase)とリップル(Ripple)がランクインした。
2018年から大幅なランクダウン
今回のリストで28位にラインクインしたのが270人の従業員をかかえるリップル。リンクトインの投稿によると、現在リップルでは60の職務に関しての雇用を行っており、エンジニアリングと同社のテクノロジーを利用するスタートアップをサポートするXpringチームに注力しているという。
リップルに続いて29位となったのがアメリア大手の仮想通貨取引所であるコインベース(Coinbase)。約600名が働く同社では、エンジニアリングや金融、ITなど全ての部門の130職務の雇用を行っている。
2018年に公開されたランキングではコインベースが3位、リップルが7位で、今年のランキングでは大幅にその順位を落としていた。1位に選出されたのはクラウドデータウェアハウスのスノーフレーク(Snowflake)だった。
6億以上のデータを分析、求職者の関心などを評価
今回のリストを作成するに当たりリンクトインの編集者とデータサイエンティストは、6億4,500万のユーザーを分析。そして、雇用成長率と求職者の関心、企業と雇用者のエンゲージメント、同社が提供する主要トップ企業リストからいかに該当するスタートアップが人材を集めてこれているのかなどを評価した。
また評価の対象となったスタートアップの条件として、創業から7年未満で従業員が少なくとも50名いること、そして本社がアメリカ国内にあることなどが挙げらている。
参考
・LinkedIn Top Startups 2019: The 50 hottest U.S. companies to work for now
・LinkedIn Top Startups 2018: The 50 most sought-after startups in the U.S.
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