駐車場シェアリングのakippaと全国空き家バンク推進機構は8月27日(水)、全国の空き家・空き地などの有効活用による地方の駐車場不足および地域の社会的課題の解決推進を目的に連携協定を締結しました。 地方の駐車場不足、観光地周辺の交通渋滞、迷惑駐車防止を解消へ 以下、プレスリリースより引用。 政府の調査データによると、国内の空き家の割合は13.6%、846万戸と過去最高となっています。また空き地率 […]

ステーブルコインコインを発行するテザー社は、兼ねてから噂されていたオフショア人民元にペッグする新たなステーブルコイン”CNHT”をイーサリアム上でローンチしたと発表。オフショア人民元は、中国本土外、特に香港で使用される人民元であり、中国人投資家を対象にした新たなステーブルコインであると見られる。

 

出典:https://tether.to/tether-now-supports-offshore-chinese-yuan-cnh-launches-cnht-stablecoin/

 

オフショア人民元を含む3つのステーブルコイン

CNHTは、テザー社の株主であるZhao Dong氏への中国メディアの取材により発行予定である2019年8月にと報じられていた。テザー社はCNHTの新たな発行により、USDにペッグするUSDT、EUROにペッグするEURT、CNHTの3つのステーブルコインを発行していることになる。

また、テザー社は公式ページにてJPYTの発行を示唆するものの現在は3つのみとなっている。

 

 

関連記事:【墨汁速報】ビットコインへ追い風か?テザー社がオフショア人民元(CNH)のステーブルコイン発行へ

 

CNHTの発行数

CNHTのイーサリアム上のコントラクトアドレスを確認すると、現在は0CNHTの発行となっている。だが、送金履歴を見ると約5ヶ月前に発行と送金テストを行っていることがわかり、既にCNHTの発行が決まっていたようだ。

このテスト発行したCNHTは既に0x0へ送金されバーンされており、現在の発行数は0CNHTとなっている。

出典:https://etherscan.io/

CNHTのシステマティックリスクとは?

現在中国発の取引所は、PBoC(中国人民銀行)の仮想通貨の取引提供を禁止という発表を回避し、グレーな状態で中国人投資家に仮想通貨取引を提供しており、

 

「このCNHTの発行を中国人仮想通貨投資家と企業にシステマティックリスクをもたらす」

 

として、賛否両論な内容となっている。中国人投資家は主にUSDTを使用しており、CNHTの需要がビットコインやイーサリアムにどのような影響を表すかに注視したい。現時点ではテザー社はCNHTのサポートを行う取引所を探している。

 

参照:Tether Now Supports Offshore Chinese Yuan (CNH), Launches CNH₮ Stablecoin

おすすめの記事