韓国保守最大野党が仮想通貨政策を準備 現政権に対抗する立場
韓国保守派の最大野党「自由韓国党」が現政権のアンチ仮想通貨方針に反対する新たな仮想通貨政策を準備していると報じられた。

韓国最大野党が仮想通貨政策を準備

韓国保守系の最大野党「自由韓国党」は、現政権の仮想通貨政策に反対する新たな仮想通貨政策を準備している。コインテレグラフ韓国版が19日に報じた。

現政権の方針は仮想通貨市場を強く制限し、ブロックチェーン技術を育成していく、というものであるが、それに対抗する形でブロックチェーン基盤のセキュリティトークン発行・資産のトークン化の許可に力を入れていく方針であるという。加えて、ブロックチェーンと仮想通貨は不可分の関係であるため仮想通貨産業全体を合法化していく方針を掲げている。

なお現在、取引所を登録するライセンス制ではなく、韓国金融情報分析院(FIU)が銀行にかかるガイダンスを通して間接的に監視しているが、今後直接管理し、仮想通貨取引の規制を強化する考案になる。

自由韓国党は今月22日にソウルの国会で同党の経済改革計画を発表する予定であり、その中にこれらの内容が盛り込まれると見られる。

関連韓国が仮想通貨規制を強化 政府機関が取引所の直接管理体制を構築へ

参考:コインテレグラフ韓国版

CoinPostの重要記事

「仮想通貨の利用は避けられない」韓国金融委員長が規制強化の必要性に言及
韓国金融委員会の委員長が、仮想通貨取引所を立法で規制することに賛成している。犯罪に悪用される可能性のある取引を報告する義務を企業に課し、業界の透明性を高めることが狙いだ。
仮想通貨「最重要ファンダ」予定表:ビットコイン、リップル(XRP)、イーサリアム、ネム等【9/20更新】
23日には、Bakktがビットコイン先物取引をローンチする。そして24日、SECの長官らは米下院の公聴会に出席し、リブラを含む仮想通貨の規制、ビットコインETFなどの課題について証言する予定だ。仮想通貨市場価格に影響を与え得る様々な最新情報を随時更新。
おすすめの記事