リブラが5種の法定通貨を準備通貨として公表
フェイスブックのリブラ(Libra)は準備通貨として用いる法定通貨を公表。その内訳は、米ドル50%、ユーロ18%、日本円14%、英ポンド11%、シンガポールドル7%となる見込みだ。

フェイスブックのステーブルコインであるリブラ(Libra)が、準備通貨に用いる法定通貨を公表。ドイツ左翼党のFabio De Masi氏からの要求に応じて、準備通貨に用いる5種類の法定通貨を明かした。ドイツ週刊誌のシュピーゲルが報じた。

フェイスブックはステーブルコインであるリブラの準備金に米ドルに高い比重を置いた仮想通貨を発行する。構成比率と通貨内訳は、米ドル50%、ユーロ18%、日本円14%、英ポンド11%、シンガポールドル7%となっている。

直近数週間、リブラはフランスやドイツの規制当局から厳しい監視の目にさらされていた。ドイツ政府が先週発表したブロックチェーン戦略には、民間企業による仮想通貨発行を禁止する旨が明記されている。さらに、仏経済・財務大臣のBruno Le Maire氏は、リブラが政府の通貨主権を脅かす存在であるとして、欧州でのリブラ開発を停止させるべきだと主張している。

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