現物決済されるバックト(Bakkt)ビットコイン先物は、日本時間9月23日ついにローンチ。CMEの提供する四半期ビットコイン先物とは異なり、1ヶ月ごとに決済されるマンスリービットコイン先物のBTMと1日ごとに決済されるデイリービットコイン先物のBTCが提供されている。
関連記事:【墨汁速報】Bakktビットコイン先物 マージン取引に必要な証拠金と変動額を発表
ビットコイン先物の出来高は?
Bakktのビットコイン先物のローンチは、日本時間9月23日9:00amに行われた。これはニューヨーク時間で20時となり、記念すべきBakktの初のビットコイン取引価格は10,115ドルとなった。
出典:ICE
ローンチから約2時間が経過しているBTMの現在の出来高は、8コントラクトとなっている。1コントラクトのサイズは1BTCと同数であるため、現在8BTCの約860万円前後と緩やかなスタートとなっている。
出典:ICE
Bakktの決済日
Bakktビットコイン先物の取引はニューヨーク時間で20:00pmから18:00pmまでとなっており、現在の日本時間ではサマータイムであるため、9:00amから7:00amまでとなる。マンスリー先物は1ヶ月ごとに決済され、Bakktの場合ローンチ日を開始日基準としているため、10月ビットコイン先物は
最終取引日:10月16日
決済日:10月17日
となる。
Bakktの影響
CMEのビットコイン先物ローンチとは反対に、Bakktのローンチ後には10,050ドル前後であったビットコイン価格は、ローンチを狙った売り込みにより9,977ドルまで下落。現在は10,011ドルを推移している。
まだBakktの出来高が少なく、米時間の夜にかけてのローンチが影響されていると見られるだろう。今後の出来高の推移を注視して行く必要がある。
出典:Trading View