総取りする勝者なくXRPは生き残る、リップルCEOが強気の発言

リップル(Ripple)社のブラッド・ガーリングハウス(Brad Garlinghouse)最高経営責任者(CEO)は最近、ブルームバーグ(Bloomberg)とのインタビューで、暗号資産(仮想通貨)の99%は失敗に帰して、数少ないプロジェクトだけが生き残るという見解を示しました。これまでも一部の評論家やアナリストが同様の予見をしてきましたが、影響力のあるガーリングハウス氏のこの発言は無視できません。

将来生き残る仮想通貨はBTC、XRPそして例えばDASHなど

ガーリングハウス氏はインタビュー(2019年11月5日)に応じて、「私はかつて、仮想通貨の99%は価値がゼロになると公言したことがある。真に顧客の切実な問題を解決することに注力して、大きな規模でそれを成し遂げることができる仮想通貨が残る1%である。それは革新的なものであり、この先数十年先成長し続けると考えている」と語りました。

ビットコイン(BTC)は2016年までは、仮想通貨の中の市場占有率は90%を上回っていました。それから2年後の市場は大きく変化して、18年1月時点でビットコインの時価総額は、仮想通貨全体の33%以下まで下落しました。しかしその後今日まで、多くの仮想通貨がその価値を失う中で、ビットコインの市場占有率は66.8%まで回復したのに対して、XRPのそれは最高17.63%から5.1%にまで落ちています。

生き残りの可能性のある仮想通貨は、例えばダッシュ(DASH)でしょう。プロジェクトの長期的な可能性、例えばその匿名性の高さやトランザクションスピードなどを考慮して、いくつかの数値比較で他を抜いています。ネットワークのハッシュレートから見ると、ダッシュは18年以来高い数値を記録しています。

海外送金など国際決済はSWIFTよりXRPの方がはるかに優位

ガーリングハウス氏によると、今日までに数千の仮想通貨が取引されてきましたが、顧客のニーズに応える仮想通貨はごくわずかしかありません。圧倒的多数の仮想通貨が「多分(その価値が)ゼロになるだろう」と主張します。

同氏は国際銀行間金融情報通信協会(SWIFT)を批判する中で、送金に要する時間とそのボラティリティ(変動)を数値で表すトランザクション・ボラティリティの比較で、XRPの優位を強調して、「XRPは代表的なSWIFT決済のボラティリティの割合で10分の1」と指摘しています。

ガーリングハウス氏は、国際決済に何故ビットコイン(BTC)が使われないのかとの質問に答えて、「(SWIFTと比較して)XRPを利用した方がはるかに時間短縮され、安価であるから」と明快に説明しました。

仮想通貨の世界で「総取りする勝者」はいない BTCとXRPは生き残る

ガーリングハウス氏は仮想通貨運用の有力者アンソニー・ポンプリアーノ(Anthony Pompliano)氏とのインタビューに応じて、デジタル資産の世界では総取りする勝者(winner-take-all)が勝ちとは必ずしも考えていないと述べて、BTCとXRPの双方が目標に向かって努力し、それぞれのユースケースを見いだすことを期待していると、次のように語っています。

「人々がこの広い仮想通貨の世界にあってする勘違いの1つは、この世界の勝者は一人しかないという考え方である。かなりの数の興味ある勝者がいるはずだ。勝者総取りの観点からして、XRP環境は明らかな勝利者になりうるかどうか?私が思うに、そこにはいろいろな方法がある中でより一層効率的にする何か興味あるダイナミックス(原動力)があると思う」。

「要するに私が思うに、実際の顧客にとって大切な問題を規模の大きな方法で解決する目的のため、これらのテクノロジーが利用されているか否かの問題ではなかろうか?そのすべてが実現するまでには長い道のりが待っている」。

リップル(XRP)の価格・相場・チャート

参考
Ripple CEO Says 99% of Cryptocurrencies Will Fail and Go to Zero
Bitcoin Bull Anthony Pompliano Reveals New Outlook on Ripple and XRP

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