
仮想通貨ビットコイン、三角持ち合いを形成で決着は年明けか
ビットコイン価格は、12月31日16時で417,800円だった。昨日同時刻の価格415,700円と比べ0.5%の上昇となっている。
チャートを見ても分かるようにあまり価格変動は起きていない。年末のせいもあり昨日、今日と出来高が少なく相場もひと休みという印象を受ける。
ただ逆に仕掛けやだましも多くなっている。ここ最近は急な価格変動が起こるので、取引をする人たちは注意が必要だ。

(出典:Trading View)
しかし価格変動こそないが、チャート的にはビットコインはかなり重要な局面を迎えている。
現在ビットコインは紫のサポート・レジスタンスラインの内側で推移している。一度レジスタンスラインをブレイクしているモノの、この上げはリップルのファンダ上げにつられたモノで無視しても良い。
この三角持ち合いの決着がつくのは年明けとなっていて、三が日には大きな価格変動が起きそうなチャートとなっている。
長期的には下降トレンドであることから、下に割れて価格が急落する可能性が高いといえる。その際に黒のサポートライン(395,000円の価格帯)を割ることがあれば、暴落する可能性もありえる。目安としては直近安値の355,000~360,000円を目指すであろう。
しかしサポートラインの固さから、価格を上昇させる可能性もありえる。ここ最近では暴落をなんども予想していたが、想定以上の暴落は起きていない。40万円の攻防は重要と言え、買い支えもかなり強い。もしここから上昇することがあれば、まずは青のレジスタンスラインを目指して値上がりするであろう。そこをブレイクすることがあれば、ダブルトップを形成している、465,000円あたりまで上昇するであろう。
結局年末までに価格を上げることができなかったビットコインだが、来年2019年はどのような相場になるのであろうか。ビットコインの未来はまだまだ先行きが見えない。