バイナンス版のスマホが5日から販売開始
世界最大手仮想通貨取引所バイナンスが台湾の電子機器メーカー最大手HTCと開発したブロックチェーンスマートフォンが、 5日から販売される。
「HTC EXODUS1-Binance Edition」という名称の本機種は、599ドル(約6万5000円)で販売。バイナンスの4日の発表では、購入者はビットコイン(BTC)やバイナンスコイン(BNB)といった指定の仮想通貨で支払いをすることができる。バイナンスは、購入者の先着500名に100ドル相当のBNBをプレゼントするという。
バイナンスは先月、本機種を近日中に販売すると発表していた。バイナンス独自のブロックチェーン「バイナンスチェーン」が統合されており、仮想通貨ウォレットも搭載する。バイナンスCEOのCZ氏は「この機種を使えば、ユーザーはいつでも、どこからでも仮想通貨を利用することができる」と語っている。
HTCの最高分散型責任者Phil Chen氏によれば、本機種はバイナンスの利用に最適化してある。
HTCはちょうど1年前にEXODUS 1シリーズをリリースした。特にハードウェアウォレットとして利用できることを安全な機能として宣伝。最近では10月に、ビットコインのフルノードとして利用できるEXODUS 1sを発表している。