ドコモ、「おサイフケータイ」タッチレス化の実証実験を開始へ

ドコモとソニーが12月10日(火)より、電子マネーやポイントカードなどを集約した非接触型の決済サービス「おサイフケータイ」のタッチレス化対応に向けた実証実験を開始します。

FeliCa・UWB・Bluetoothなどでタッチレス決済を実現

「おサイフケータイ」はスマートフォンなどの端末を専用の読み取り機にかざすことで、電子マネー決済やポイントの利用などが行えるサービスです。
サービスはソニーの「FeliCa(フェリカ)」チップが埋め込まれたスマートフォンなどで利用できるようになっています。

今回実施する実証実験は「おサイフケータイ」で提供されている、従来の端末を「かざす」決済に加えて、ポケットやカバンに端末を入れたまま決済が行える「タッチレス」決済の実用化を目指すものです。

今後普及が見込まれている「UWB(Ultra Wide Band/高速通信が可能な無線通信)」を活用したAndroid端末を利用し、Bluetoothなどの無線通信規格やソニーのFeliCaを組み合わせることで、「タッチレス」決済を実現します。
なおUWBの導入において、世界大手の半導体メーカーであるNXPセミコンダクターズより技術協力を得ています。

なおタッチレス化した「おサイフケータイ」は決済だけでなく、スマートフォンを使った「デジタルキー」での車の開錠・施錠、デジタルサイネージからの「広告・クーポン配信」での利用を想定した実験環境が構築されているとのことです。

おすすめの記事