【墨汁速報】ビットコインデリバティブBitMEX 同社の投資家により約325億円の訴訟を起こされる

イーサリアム2.0(ETH2)のBeacon Chainローンチは、イーサリアムの5周年となる2020年7月30日を新たな目標としてテストを行うとイーサリアムデベロッパーと発明者のVitalik Buterin氏の意向が示された。ETH2にバリデータ登録をするコントラクトである”デポジットコントラクト”の監査はすでに2020年1月に終了していた。

関連記事:イーサリアム2.0(ETH2)への大きな前進、デポジットコントラクトの監査と現状は?

 

ETH2Beacon Chainローンチの条件

イーサリアム2.0のデベロッパーによると、Beacon Chainローンチの重要なキーとなるデポジットコントラクトの監査が終了していることから、2020年にETH2がローンチすることに95%の自身があるとしている。

またBeacon Chainのローンチの条件として、最低でも3つのETH2クライアントが1つのテストネットで相互に運用でき、8週間以上問題なく稼働できるまでローンチはしないとETH2デベロッパーチームは考えているという。

3.6万を超えるバリデータのETH2テスト参加

ETH2デベロッパーのDanny Ryan氏によると

 

「フェイズ0は間違いなく2020年にローンチする。デポジットコントラクトやVyper(イーサリアムプログラミング言語)のバグの監査も終了しており、テストネットでは3万を超えるバリデータによりセキュアに保たれ、日々増えている。2020年にBeacon Chainがローンチしないということは考えられない。」

 

としている。

関連記事:【墨汁速報】イーサリアム2.0(ETH2)テストネット 2倍となる36,000バリデータを記録

 

ETH2フェイズ1の開発も終盤へ

またBeacon Chainのローンチ後の次の移行フェイズとなるフェイズ1 Shard Chainの実装に関して、

 

「Beacon Chainの開発進行状況は99%、フェイズ1のSharding実装に関しては90%が終了している。」

 

としており、ETH2の並行開発の進行状況を報告した。イーサリアムはローンチ前からETH2、バージョン名”セレニティ”への移行が前提で開発が行われており、メインネットローンチから5年目でついにETH2への移行がはじまることになる。

今までICOやDeFiとETH需要が大幅に変化してきたが、ETH2ローンチ後はステーキング報酬(新規発行されるETH2トークンの報酬)を32ETHをデポジットすることで受け取ることができるようになり、2020年はイーサリアムにとって大きなターニングポイントとなるだろう。

 

関連記事:イーサリアム(ETH)の今後、2020年にどうなるのか?

 

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参考:‘95% Confidence’: Ethereum Developers Pencil In July 2020 for Eth 2.0 Launch

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