bZxで再び攻撃被害

DeFiのレンディングプロトコルであるbZxが再び攻撃を受けたことがわかった。新たな被害額は2388ETHで約64万5000ドル(約7000万円)相当になる見込みだ。

bZxの共同設立者Kyle Kistner氏は今回の事件について、サードパーティによるオフチェーンとオンチェーンの間で情報の橋渡しを行う部分(オラクル)へのアタックによるものだと、公式Telegramで発言している。

有志によって今回の攻撃に関連があるとみられているブロックチェーンのアドレスが特定されている。

The BlockのLarry Cermak氏は自身のツイートで今回の犯行はフラッシュローン 、SynthetixでのsUSD取引やKyberおよびUniswapを使用しbZxのETHpoolからsUSDpoolへの資金を移動することによって行われた攻撃だとした。

これが事実であれば、先日の攻撃による手口とは違った手法で被害にあったことになる。

bZxは先日の15日にも攻撃を受けたばかりだった。

Kistner氏はユーザーの預けた資産はあくまで保護されているという旨のブログ を投稿したが、その矢先に起きた今回の事件だった。

15日の攻撃では、システムがハッキングされたわけではなく、あくまでもシステムの穴を突いた形で攻撃が行われた。

関連記事: システムの穴を突いて仮想通貨ETHを獲得:bZx不正利用問題を解説

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