米仮想通貨ファンドのグレイスケールは、14日、デジタル通貨のバスケットに連動した証券の認可を米金融取引業規制機構(FINRA)から受けたと発表した。

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米FRBは、緊急で50bpの利下げを発表。この発表によりビットコインを含むゴールド、米株に買いが集中し一時的に高騰。ビットコインは約1.74%の高騰後、-2.58%の下落となった。

FRB新型コロナウィルスを警戒

FRB議長ジェローム・パウエル氏によると、

 

「米国の経済は依然強いものの、新型コロナウィルスは経済活動に対するリスクを引き起こすだろう。これらのリスクを考慮してFRBは最大の雇用と物価の安定を維持することを目標とし、50bpの利下げを行う」

 

と述べた。このFRBの緊急利下げにより、107円後半を推移していたドル円は107.1円まで下落して円高、ビットコインや米株のフラッシュ的な高騰とはなったものの、ビットコインは高騰以上の下落を記録しており、ゴールド価格は約4000円の高騰を維持している。

 

コロナショックによる全面安

2020年2月末、中国の武漢から発症した新型コロナウィルスによる経済不安からビットコインを含むゴールド、株、為替全面安となりコロナショックという新しい言葉が生まれた。2月にはゴールド価格は日本円建てで約188,000円を記録しATH(史上最高値)となったものの、コロナショックの影響で1日で1万円の下落をしたことも記憶に新しい。

ビットコインは2019年8月1日に、FRBによる10年ぶりの利下げによる大きな影響を受け高騰したが、その後の利下げには短期的な影響のみとなっている。長期トレンドが上昇トレンドへと転換したビットコインは、今後のヘッジ先として利用される可能性を秘めていると言えるだろう。

 

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