- ニューヨーク市経済開発公社が「ブロックチェーンセンター」をオープン
- ニューヨーク市経済開発公社は、起業家やイノベイターのビジネスサポートを目的とする「ブロックチェーン・センター」をオープンした。マイクロソフトやIBMといった大手企業とのパートナーシップも締結していることが明らかになった。
ニューヨーク市経済開発公社(NYCEDC)が「ブロックチェーンセンター」をオープン
米ブルームバーグ誌の報道によると、ニューヨーク市の経済成長促進を目的とした機関である、ニューヨーク市経済開発公社(NYCEDC)は、今月の10日に、「ブロックチェーンセンター」をオープンした。
起業家やイノベイターのビジネスサポートを目的とし、ブロックチェーンによるニューヨーク市の経済発展を目指しているという。
以下は、それに関連したNYCEDC公式アカウントのツイートである。
NYC’s first public-private blockchain center, NYC Blockchain Center is now open! Thank you to our partners @futurepvc and @GBBCouncil for helping us grow the City’s blockchain network! pic.twitter.com/kTjrHbAcju
— NYCEDC (@NYCEDC) 2019年1月11日
NYCEDCによると、ベンチャーキャピタルの「Future\Perfect Ventures」、ブロックチェーン企業団体「Global Blockchain Business Council」とのパートナーシップを締結しており、共同でセンターを運営する。
また、テック巨人のマイクロソフトとIBMも当センターのパートナーシップに入っていると、「Future\Perfect Ventures」の責任者Jalak Jobanputra氏によって明かされている。
既に、ニューヨーク市からは10万ドル(≒1085万円)の資金を調達しており、今後もパートナーシップ等を通し資金を集める予定としている。
NYCEDCの経営戦略責任者のAna Arino氏は、今回のセンター発足について、ブルームバーグの取材に対し「長期的な目線でみている」と述べており、また、以下のようにも発言している。
ブロックチェーンは黎明期にあるテクノロジーなので、今後どのような発展を遂げるのか正確な予想は出来ない。しかし、大きな可能性を秘めている以上、その機会を活かしていきたい。
また、NY市は今秋にもブロックチェーンのテストを行う可能性があるとも報じられている。
今後は、ニューヨーク市で様々な場面におけるブロックチェーンの活用がみられるかもしれない。
そこにおいて「ブロックチェーン・センター」はどのように機能していくのか、さらなる期待が集まっていくだろう。
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