バイナンスが南アフリカの法定通貨に対応へ
世界最大手仮想通貨(暗号資産)取引所バイナンスが、南アフリカの法定通貨ランド(ZAR)の取り扱いを開始することが分かった。
“#Binance will be launching a fiat gateway in South Africa very soon. In addition, @BinanceBCF will commit $1,000,000 USD to support the development of #blockchain education.” – @TanyaKnowles, today at @BlockchainZA in South Africa. #BAC2020 pic.twitter.com/eGn9dyyY2l
— Binance (@binance) March 11, 2020
本内容は『ブロックチェーン・アフリカ・カンファレンス2020』で発表された。サービスの開始は近日中としている。証拠金取引、先物、現物を初め、バイナンスの全商品を利用できるようになるという。まず明らかにされたのは以下の取引ペアだ。
- BTC/ZAR
- BNB/ZAR
- ETH/ZAR
- USDT/ZAR
- BUSD/ZAR
また上記の内容に加え、バイナンスの慈善事業団体「Binance Charity Foundation(BCF)」が、100万ドル(約1億円)を南アフリカのブロックチェーン教育に寄付することを発表している。
バイナンスは仮想通貨の世界普及を目指し、年内に全世界の法定通貨の取り扱いを開始することを目指している。先月は、決済企業Epayとパートナーシップを組み、香港ドル(HKD)の取り扱いを開始した。