キャッシュレス決済、ポイント還元終了後も約9割が利用意欲あり JCBが調査

JCBが一般消費者である全国の20〜60代の男女1,000名、20〜60代のレジ担当者300名、会計を伴う業態でキャッシュレス決済を導入している経営者・自営業142名を対象に、「【2020年3月版】キャッシュレス・ポイント還元事業に関する調査」を実施しました。

レジ担当者4割近くが「少額利用歓迎」


本調査では、2019年10月〜2020年6月まで実施中のキャッシュレス決済でポイントが還元される事業「キャッシュレス・消費者還元事業」に関するインターネット調査を実施。

一般消費者では、76.4%がキャッシュレス・ポイント還元事業の対象店舗でキャッシュレス決済を利用しており、6割は本事業の開始後のキャッシュレス決済利用頻度が「増えた」と答えました。


6月の本事業終了後も85.5%がキャッシュレス決済を利用すると回答。年代別に見ると、特に60代で回答率が高く91.5%を占めていました。
なお、継続利用の理由としては「ポイントがよく貯まる」「会計がスピーディー」「少額でも気にせず使える」といった回答があがりました。


また、キャッシュレス決済を導入している経営者・自営業者でも、90.8%がキャッシュレス決済の利用を継続したいと答えており、キャッシュレス決済が今後の決済方法のスタンダードになっていく可能性が高いとみられています。


キャッシュレス決済に対応するレジ担当者では、88.6%が「勤務している場所にキャッシュレス決済があった方がいい」と回答。
さらに、消費者に対しキャッシュレス決済を「金額に関係なく利用して欲しい」という割合が、2019年7月の調査と比較すると7.3%増加していることがわかりました。

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