株式市場急落

1日の東京株式市場は、日経平均株価が3日続落。前日比851円安の18,065円で取引を終えた。

14時から大引けにかけて下げ幅を急拡大。米ダウ先物も急落している。

3月中旬に世界同時株安で歴史的な暴落を見せるも、3月下旬にかけて、新型コロナ対策で米議会が2兆ドル(約220兆円)の経済対策を可決したことが好感され大幅反発していたが、日銀短観で、大企業製造業の景気判断指数が7年ぶりのマイナスとなったほか、経済活動の停滞リスク懸念が強まり、米先物指数が一時600ドル安と急落したことで、投資家心理を悪化させた。

日銀による2000億円規模の株価指数連動型上場投資信託(ETF)や公的年金の大規模買い入れ観測が相場を下支えとなる一方、市場の歪みを指摘する声もある

米国株が再び20,000ドルを割り込んで2番底を試しに行く場合、現金化の流れが再び加速しかねず、ビットコインなど仮想通貨市場への波及も懸念される。1日のBTC価格は、16時時点で前日比3.32%安の67.9万円(6290ドル)となっている。

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