吉野家、飲食店と開業希望者のマッチング開始 初期投資不要でオープン

吉野家ホールディングスが3月31日(火)より、間借りマッチングプラットフォーム「シェアレストラン」を開始しました。

「誰もが気軽に飲食店を開業できる世界」へ

「シェアレストラン」は、飲食店の開業希望者と空き時間を有効活用したい飲食店をマッチングするプラットフォームです。

開業希望者は本プラットフォームのサイトより、飲食店やバー、レストラン、カフェなどの空き時間帯を検索可能。
好みに合う店舗を見つけた場合、初期投資不要で月額で間借りすることができるようになっています。

また、飲食店のオーナーは、保有店舗の空き時間にスペースを貸し出すことで収益化でき、より安定的な経営が見込めます。

総務省によると、あらゆる産業の中で飲食店の廃業数が圧倒的に多く、採用難や経営者の高齢化、後継者不足により年間55,000店が廃業しているといいます。

飲食業は開業希望者が15万人と多い一方で、資金不足や失敗時のリスクにより実際に開業できたのは約16%。
飲食業は参入障壁が低く競争が激しいため、一度失敗をしてしまうとその投資額の大きさから再挑戦することが困難だとみられています。

吉野家は「シェアレストラン」を通じて、開業希望者と飲食店オーナーが繋がり・支えあうことで「誰もが気軽に飲食店を開業できる世界」「何度でも挑戦出来る世界」の実現を目指し、フード系サービスでこれまでになかったビジネスモデルを展開するとしています。

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