VisaプリペイドカードのKyash(キャッシュ)を提供するKyashが、同カードの使用頻度が高いユーザー10,000名を対象に、新型コロナウイルス感染拡大による消費動向の変化を調査しました。
20代の決済金額・回数の減少が顕著に
調査では、ユーザーの3月1日(日)~14日(土)と3月29日(日)〜4月11日(土)の購買データを統計情報にして比較。
全体の決済金額は31.3%減少し、実店舗では37.0%、オンライン決済では22.2%減少したことがわかりました。
年代別では、主に20代の決済金額の減少割合が36.6%と最多で、実店舗の決済金額では46.6%減少していました。
決済単価においてはオンライン決済が全年代で上昇しており、20代全体の決済単価の減少割合は全年代の中で最多で3.5%でした。
特に実店舗決済においては11.0%減少している一方で、20代におけるオンライン決済単価の上昇割合は3.6%と、全年代の中でも増加傾向であることがわかりました。
決済回数が多い加盟店は「コンビニ」「EC」「スーパー」といった日用品を購入できる店舗が上位でした。
また、外出自粛の要請や緊急事態宣言が発令された3月29日(日)〜4月11日(土)の期間は、衣料品・レンタルショップ・タクシーなどが上位50加盟店から外れた結果となりました。
決済回数上位のコンビニ・ECにおける決済金額は減少している一方でスーパーは6.0%上昇しており、決済単価はすべての加盟店で上昇していることがわかりました。
曜日別の決済金額では、すべての曜日において決済金額が減少しており、月曜日の減少割合は44.6%減少と1週間の中で最大の減少幅でした。
また、曜日別の決済者数は実店舗が3月1日(日)~14日(土)がいずれの曜日も3月29日(日)〜4月11日(土)を上回る結果となりました。
また、オンラインでは、3月29日(日)〜4月11日(土)の水曜日・金曜日・土曜日は3月1日(日)~14日(土)の決済者数を上回っています。
調査概要
【調査主旨】新型コロナの感染拡大による消費動向の変化を調査
【調査対象】2020年3月1日~3月14日※において、ウォレットアプリ「Kyash」の使用頻度の高いユーザー1万名
【調査方法】調査対象ユーザーの2020年3月1日~3月14日と3月29日〜4月11日の購買データを統計情報にして比較
【調査機関】株式会社Kyash
※東京都において3月27日外出自粛要請が発令され、内閣府より4月7日から緊急事態宣言が発令されたため新型コロナウィルス感染感染拡大の影響があると推測し当該期間を設定