
仮想通貨市場は今夜から明日にかけて全面的に山場となるか
仮想通貨市場は全体的に大きな値動きがあると似たような動きになる傾向がある。今日の主要通貨を分析すると全体的に似たような分析結果となっている。
ニュースとしては「イーサリアムのコンスタンティノープル延期」と「イーサリアムクラシックの51%がホワイトハッカーによるものであった」というのが重要であるだろう。
どちらもイーサリアムのニュースであるが、このイーサリアムは仮想通貨市場に大きな影響力を持っていると考える。
年末年始とイーサリアムが先導して価格変動が起こることが多く、テクニカル的にもイーサリアムに注目し今後の展開を予測するのが効率が良いことも多かった。
去年は足を引っ張っていたイメージのあるイーサリアムであるが、良くも悪くもこれからの先行指標となる可能性が高い。
そこで今回のイーサリアムのニュースを考えると、前者は悪いニュースではあるが、中止となってしまったわけではない。
新しい日程の明日の18日に発表されるため、仮想通貨全体の価格も暴落までは起こることはなかった。
また後者はイーサリアムクラシックのセキュリティリスクに警笛を鳴らすものであって、仮想通貨の安全性が脅かされた訳ではなかった。
今回のニュースから暴落があるというのは少し考えにくい。テクニカルが直近では需要になってきそうである。
ビットコイン(BTC)

ビットコイン(BTC)の価格は16日18時で391,600円となっている。
前日同時刻価格393,000円と比べると0.6%の価格下落となっている。
三角持ち合いとなっているが、他の仮想通貨と時間軸を合わせるパターンとビットコイン単体で考える2つのパターンのラインの引き方がある。
仮想通貨が似たような動きをすることから以下の記事では前者を意識してラインを引いている。
下落のパターンで重要な価格帯は39万円で、上昇のパターンで重要な価格帯は40万円と考えている。
どちらも明確にラインを超える動きがあれば、その方向に大きく動く可能性が高い。
17日18時のビットコインの価格は391,600円となっている。前日同時刻価格393,000円と比べると0.6%の価格下落となっている。
イーサリアム(ETH)

仮想通貨イーサリアム(ETH)の価格は、17日16時123.0ドル(13,383円)だ。
前日同時刻122.4ドル(13,317円)と比較すると0.4%の下落となっている。
下落のパターンで重要な価格帯は120ドルで、上昇のパターンで重要な価格帯は126ドルと考えている。
どちらも明確にラインを超える動きがあれば、その方向に大きく動く可能性が高い。
仮想通貨イーサリアム(ETH)の価格は、17日16時123.0ドル(13,383円)だ。前日同時刻122.4ドル(13,317円)と比較すると0.4%の下落となっている。
リップル(XRP)

仮想通貨リップル(XRP)の価格は17日17時で0.330ドル(35.91円)だった。
前日同時刻0.331ドル(36.01円)と比較してもあまり価格に変化はない。
リップルが形成する三角持ち合いの頂点は重要と考えている0.33ドルラインと重なっている。
リップルはここでの攻防と三角持ち合いの抜けた方向に注目するとよいであろう。
仮想通貨リップル(XRP)の価格は17日17時で0.330ドル(35.91円)だった。前日同時刻0.331ドル(36.01円)と比較してもあまり価格に変化はない。
ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインキャッシュ(BCH)の17日12時の価格は13,667円。前日同時刻比-0.8%と、わずかに下落している。
仮想通貨市場全体が山場を迎えていて、弱気相場が続いていることから、ビットコインキャッシュもこれにつられる可能性は高い。
ビットコインキャッシュ(BCH)の17日12時の価格は13,667円。前日同時刻比-0.8%と、わずかに下落した。直近の値動きとしては、前日16日21時に14,263円の高値をつけるも反落し、現在の価格まで下落した。