AIで分析した20~50代の特徴をクラフトビールで表現 NECとコエドブルワリー開発

日本電気(NEC)とクラフトビールメーカーのコエドブルワリーが開発を手がけたクラフトビール「人生醸造craft」が、7月15日(水)よりコエドビールオンラインショップで販売開始しました。

NECのAI活用商品第3弾が登場

「人生醸造craft」は、クラフトビールを楽しむ順番として一般的な「色・香り・味」の3ステップを数値化し、ビール職人が20~50代の4世代の特徴を4種類のクラフトビールとして表現したものです。

同商品の開発にあたり、小学館が発行する「CanCam」「Oggi」「Domani」など雑誌のファッション画像と文章を、NECの最先端AI技術群「NEC the WISE」で分析。

クラフトビールの色は酒を飲み始める20代の頃に発行された雑誌の画像、香りは各世代の20代から現在までの中間となる10年間に発行された雑誌の文章、味は雑誌に掲載されているファッションテイストと味の指標を紐づけたデータをもとに表現しています。

NECでは、名作文学の読後感をAIで分析しコーヒーで再現した「飲める文庫」、2018年の新聞記事をAIで分析しその時代のムードをチョコレートで再現した「あの頃は CHOCOLATE」を過去に発表しており、「人生醸造craft」は第3弾商品となります。

なお、同商品はNECグループがオンラインにて7月17日(金)まで開催している「NEC iEXPO Digital 2020」にて紹介されます。

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