仮想通貨やブロチェーンをテーマにした米ドラマの製作発表

アメリカのマイアミで1月16日から18日まで開催された「The North American Bitcoin Conference」に俳優で監督のケヴィン・コナリー(Kevin Connolly)氏が登場し、仮想通貨をテーマにしたテレビドラマ「Cryptos」を製作していることを発表した。

若者が仮想通貨で映画製作するストーリー

「Cryptos」は、映画の製作資金を調達できないハリウッドに住む5人の若者がブロックチェーンや仮想通貨を使い映画などを製作する過程をコメディータッチで描いたもの。公式ウェブサイトの情報によると、この作品を通じて、仮想通貨のムーブメントをメインストリームにし、技術の持続的な成長のために教育や信頼を構築する狙いがあるという。

同作品に出演し監督も務めるコナリー氏は、ブロックチェーン関連メディアのBREAKERの取材に対して「仮想通貨に関して人々が不安になっているのは、理解が不足しているからだ。私も含めて多く人のは学習段階だが、そこには好奇心がある」と話していた。

プロデューサーにはブロックチェーン関係者も

プロデューサーとしてアカデミー・スクール・オブ・ブロックチェーン(Academy School of Blockchain)の共同創業者であるジェイソン・キング(Jason King)氏の他、分散型映画スタジオ「DIONYSIA」の創業者であるエリック・ソーズ(Erik Sords)氏らが参加している。

キング氏は、仮想通貨メディアNews.Bitcoin.comの取材に対して、「6カ月前に第1話の台本を読んで参加することを決め、ファーストシーズンのストーリーの構成を手伝っている。5月に撮影を開始できれば」と「Cryptos」に参加した経緯を語った。

ファーストシーズンとして10話分の製作が予定されている。またプロデューサーらは、将来的にネットフリックス(Netflix)やアマゾンプライム(Amazon Prime)といったストリーミングプラットフォームでの配信も視野に入れているという。

予告編は公式ウェブサイトで公開中。

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参考
News.Bitcoin.com
BREAKER
Cryptos

文:Akihiko Hirata(@akkyhira

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