イーサリアムは日本時間7月31日、ローンチから5周年を迎えた。イーサリアム5周年では、コロナショックによる暴落で3分の1まで下落したものの、5周年を迎えた31日には34,000円を推移している。
祝:イーサリアム5周年!5年前となる2015年、日本時間では7月31日0時26分に記念すべきイーサリアムのジェネシスブロックが生成されました。
今年は #ETH2 のローンチもあり、バリデータコストも無事100万円を超え、#イーサリアム の年になるといいですね#仮想通貨 #墨汁うまい #暗号資産 #5周年 pic.twitter.com/RiSWpuWfb9— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) July 30, 2020
イーサリアム5周年
イーサリアムのメインネットワークの最初のブロックである”ジェネシスブロック”は、2015年7月30日15:26pm UTCに生成された。日本時間では31日0:26am JSTであるため、7月31日となる。30日は価格が下落気味だったイーサリアムだが、5周年となる31日を迎えたのち、約3.2%の高騰を記録している。
イーサリアムの需要は2018年と同水準へ
イーサリアム5周年を振り返ると、DeFiの急激な成長とドルと同価値を持つステーブルコインの需要高騰により、後半はガス価格が100倍近くに高騰している。日中には100Gwei(約175円)を超えた日もあり、1Gwei(約2円)で送金できていたことを考慮すると、ETH価格の高騰も相まって需要がより増加していると言えるだろう。
送金の場合で175円であり、コントラクトを動かす場合には約500円ものガス手数料が必要となる。
ETH速報:遂にイーサリアムのガス代が100Gweiに迫る。8ブロック以内のトランザクション取込み見込みで92Gwei(122円)、コントラクトだと500円近くになる見積もりのため送金要注意#イーサリアム #Ethereum #仮想通貨 $ETH #墨汁うまい #ガス #コントラクト pic.twitter.com/70dJ9Cf2Ek
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) July 21, 2020
これはイーサリアムトランザクションのチャートを見れば一目瞭然で、2020年7月27日にはETH市場最高値である15.5万円を記録した2018年1月10日を超えているのだ。4周年であった2019年と比較しても大幅に超えており、イーサリアム2.0のローンチによるETHのステーキング需要の増加、DeFiのさらなる人気も影響していると見られる。
出典:Etherscan
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イーサリアム5周年の奇跡
5周年を迎えたイーサリアムは、特にイーサリアム2.0の開発進捗に目がいくだろう。3周年後の2018年、現在のイーサリアム2.0の構想が発表され、イーサリアムコミュニティは32ETHステーキングが可能となるのを心待ちにしていた。
テストネットがローンチした後、2020年ではコントラクトやクライアントの監査、最終テストなどあとはローンチのみとなっている。イーサリアム2.0はこれまでコントラクトや送金の手数料として使用されてきたが、イーサリアム2.0ローンチ後はETHの需要が大幅に変わるため、2019年の最高値を超える可能性が非常に高いと言えるだろう。
現在の価格では32ETHのステーキングには約110万円必要となり、2月のコロナショックから3倍ものコストを必要とする。
2020年1月:デポジットコントラクト監査と修正終了
2020年2月:Beacon Chainの開発99%終了 フェイズ1の開発90%終了
2020年5月:Schlesiマルチクライアントテストネットローンチ
2020年7月:アタックネットローンチ
2020年8月:最終公式テストネットローンチ予定
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