FBIはツイッターハッキングでビットコイン詐欺など30の重罪を犯したとして、フロリダ在住のGraham Clark容疑者を逮捕した。Clark容疑者の年齢は驚きの17歳だという。
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ツイッターハッキング犯人は17歳
7月16日、元米国大統領オバマ氏や、アメリカ大統領候補者のジョーバイデン氏、テスラCEOイーロンマスク氏、ウォーレンバフェット氏やさらにビルゲイツ氏など誰もが知る世界的著名人が被害にあったのも記憶に新しいだろう。
フロリダのニュースメディアによると、このツイッターハッキングの犯人としてフロリダ在住で17歳のGraham Clark容疑者をFBIが逮捕したと報道。このツイッターハッキングとビットコイン詐欺を幇助したとして、 Nima Fazeli容疑者とMason John Sheppard容疑者を逮捕している。
出典:WFLA
17歳少年の罪状
ツイッターハッキングの罪状として、30もの罪に問われている。17の特使詐欺罪、約10万ドルを超えるビットコイン詐欺または30人以上の被害者を出した詐欺罪、10の個人情報を使用した詐欺罪、権限のないコンピュータとスマートフォンなどの電子機器に不正アクセスした罪に問われている。
17歳少年は現地時間6:30am金曜日にヒルズボロ刑務所に収監される予定となっている。
ツイッターハック幇助の青年二人も逮捕
アメリカ合衆国カリフォルニア北部地区連邦地方裁判所によると、17歳少年のツイッターハッキングを幇助したとし、オークランド在住のハッカー名Rolexと名乗るNima Fazeli容疑者22歳、Chaewonとなのるイギリス在住のMason Sheppard容疑者19歳も逮捕されたという。
州検事Andrew Warren氏は
「FBIとIRS、シークレットサービス、法執行機関の素早い調査により、非常に難しく被害の大きな特殊詐欺を検挙できた。祝福の言葉を送りたい」
と述べている。
ホワイトハウスはツイッターハッキング騒動の同日、ドナルド・トランプ大統領のツイッターアカウントが同様の被害に遭う可能性を懸念していたという。結果として被害はオバマ元大統領とジョーバイデン氏までに留まったが、トランプ大統領まで受けていれば影響は計り知れなかっただろう。
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参考:Tampa teen accused of being ‘mastermind’ behind Twitter hack that targetedhigh-profile accounts