格安SIMの日本通信、フィンテック実証実験が金融庁から高評価を獲得

格安SIMカード「b-mobile」など通信事業を展開する日本通信株式会社が、金融庁の「FinTech実証実験ハブ」において高評価を得たことが明らかになりました。

「FinTech実証実験ハブ」で高評価


「FinTech実証実験ハブ」は、フィンテック企業や金融機関による実証実験を金融庁がサポートするものとなっており、これまでに三菱UFJフィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ、マネーフォワード、デロイトトーマツグループなど、さまざまな企業の案件が「FinTech実証実験ハブ」で採用されてきました。

日本通信も「FinTech実証実験ハブ」で選定されており、独自のフィンテックプラットフォーム「FPoS(エフポス)」を利用したスマートフォンでの金融取引の実証実験を行なってきました。
1月24日(木)に金融庁が公表した実証実験の結果概要では、日本通信を「サブSIMを用いた新たな本人認証方法が、ワンタイムパスワードなどを使用する現行の方法と同等以上のセキュリティ(取引内容の改ざん防止を含む)を確保しつつも、利便性を損なわずに本人認証などが実現可能である」と評価しています。

通信事業で知られる日本通信ですが、今後はフィンテック事業にも注目です。

おすすめの記事