今週も様々なニュースが仮想通貨界を騒がせた。その中でも特に重大な3つを厳選して、インフルエンサーの発言とともに振り返ってみよう。
CBOEがビットコインETFの申請を取り下げ
最も認可に近く期待されていたビットコインETFの認可申請が取り下げられたと米証券取引委員会(SEC)が発表。
背景には米政府の閉鎖があり、取り下げは一時的なものだという見方が強い。
CBOEを通してETF申請を出していたVan Eck社のデジタル資産部門ディレクターを務めるGabor Gurbacs氏はTwitterで、「再申請について前向きな取り組みを行っている。」と発言している。
米大手オプション取引所CBOEがビットコインETFの申請を取り下げたことを、米証券取引委員会(SEC)が発表した。しかしこの件のビットコイン価格への影響は軽微であった。
PoS系仮想通貨に新たな脆弱性「Fake Stake攻撃」見つかる
イーサリアムも移行を目など多くの仮想通貨が採用している承認アルゴリズムPoS(プルーフ・オブ・ステーク)に、Fake Stakeという脆弱性が見つかった。
イーサリアムは次回の大型ハードフォーク「コンスタンティノープル」によって本格的に採用するため、この脆弱性の発見は開発に大きく影響する可能性がある。
金融大手SBIが仮想通貨ウォレットTangemに1,500万ドルの出資
22日、金融大手SBIグループが、仮想通貨のコールドウォレットウォレットTangemを開発するSmartCash社に1,500万ドルの出資を行ったと発表。
SBIグループは以前にもウォレット開発ベンチャーに投資しており、仮想通貨資産の管理に強い関心を持っているようだ。
国内金融大手のSBIグループが先日、仮想通貨コールドウォレット開発を行うSmartCash社に1,500万ドルの出資を行ったことをホームページ上で発表した。同社はスイスに本拠地を置き、Tangem Notesという製品を開発している。