リップル(XRP)は一時0.3ドル割れの大幅下落

仮想通貨リップル(XRP)の価格は27日16時で0.301ドル(32.98円)。前日同時刻の0.316ドル(34.62円)と比較して、4.7%の下落となった。

26日夜から下落が止まらないリップルは、重要ラインと考えられていた黄緑ライン(0.318ドル:34.9円)・黒ライン(0.309ドル:33.81円)と順に割っていく展開となっている。

さらに長期サポートラインとして機能している赤ラインも一時下に割れる展開となり安値0.297ドル(32.54円)をマークしている。


すでに昨日の週間分析で予想した最安値0.3ドル(32.87円)まで到達し、現在は0.3ドル付近での攻防となっている。

(出典:Trading View

週間分析の通り一発でこの赤ライン・0.3(32.87円)ドルラインを明確に抜けることはなったが、今後も下落の可能性があると見ている。


下落のシナリオとしては、この長期サポートラインである赤ライン・0.3ドルラインを明確に割れるかに注目だ。もし割れた際には昨年12月15日にマークした安値ラインのオレンジライン(0.285ドル:31円)まで下落する可能性がでてくる。

上昇のシナリオとしては現在の価格帯からどれだけ反発できるかに注目したい。固いサポートラインと考えられるためおそらく反発はあるものの、それが上昇につながるかは見極めたい。黒ライン(0.309ドル:33.81円)まで反発するようであれば上昇の可能性もあり、そこを突破できれば黄緑ライン(0.318ドル:34.9円)まで帰ってくることができるであろう。


上昇に期待したいリップルであるが、中国行政機関CCIDが公表する「仮想通貨の格付けランキング」においてリップルの成績が伸び悩んでいる。

3か月前に付けた最高順位9位から、3か月連続でランキングを落とし現在は20位までランキング落としてしまった。

リップル保有者にとっては不安材料となってしまったことであろう。


ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインオタクの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。


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