Kyash、企業向けカード発行事業をインフキュリオンへ譲渡

ウォレットアプリ「Kyash」やプリペイドカード「Kyash Card」を提供するKyashが、企業向けカード発行事業「Kyash Direct」をフィンテック企業のインフキュリオンへ譲渡することを発表した。

消費者向け事業を強化へ

「Kyash Direct」は企業が自社ブランドのカードを発行できるサービスであり、カード発行からプロセシング業務まで、決済に関わる一連のプロセスをAPIを通じてワンストップで迅速・低コストで提供してきた。

今回、「Kyash Direct」の開発・運営・提案事業システムをインフキュリオンへ譲渡することを決定。
Kyashは今秋に資金移動業の登録を完了しており、モバイルバンキングサービスの提供を開始したことで、創業当初より構想していた消費者向け事業に注力していきたいという考えだ。

インフキュリオンは2006年に設立して以来、金融機関やサービス事業会社に対し、金融・決済機能をAPIによってサービス提供するBaaS(Banking as a Service)プラットフォーム事業を展開している。

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